岐阜県出身の宅録シンガーソングライター・かわいあこがデジタルシングル『something』を本日12月7日に配信リリース。同曲のミュージックビデオが公開された。
かわいあこはDAWを巧みに操り、作詞作曲はもちろんトラックメイクからレコーディング、ミックスまですべてセルフプロデュースで行なう異色のシンガーソングライター。宅録で楽曲を量産し、音源共有サイトにあげるなどネットシーンで活動してきた。ソロのほかに、ギタリスト・星銀乃丈とのユニット・Tiny Babyのボーカル/トラックメイカーとして活動するなど、新世代音楽シーンで多彩な活躍を見せている。
『something』はかわいあこが作詞作曲を手がけ、トラックメイクで田我流やtofubeatsとも楽曲制作を行なうJoint Beautyが参加している。
ミュージックビデオはコインランドリーで退屈な日常を過ごす少女の身に思いもかけない出来事が起こるドラマ仕立ての映像となっており、注目の女優・宮下咲と永島亜梨紗が出演している。
かわいあこはリリースに寄せて「無難な服、履き慣れた靴。いつもの信号を待つ。何が不満なわけでもない。あの子は僕らのすぐそばに、いくつもあって、目紛しく色を変える。それはほんのひと時だけれど、この余韻が少しだけ日常に響く」と、またMVに出演した宮下は「曲の世界観にぴったりなコインランドリーでの撮影は、これから何かが起きるんだ、とワクワクしました」と、永島は「同じような日々の中でも誰しも非日常なワクワクを期待していて、それはいつでも飛び込んでいける世界だということを教えてくれる映像になっています」とそれぞれコメントを寄せている。
▼かわいあこ「something」Music Video
2022年12月7日(水)20時公開
かわいあこ コメント
無難な服、履き慣れた靴。いつもの信号を待つ。何が不満なわけでもない。
あの子は僕らのすぐそばに、いくつもあって、目紛しく色を変える。
それはほんのひと時だけれど、この余韻が少しだけ日常に響く。
宮下咲 コメント
撮影前に楽曲を聴かせて頂き、つい口ずさみたくなるリズムと、耳に残る可愛い歌声に何度も聴きたくなりました。
曲の世界観にぴったりなコインランドリーでの撮影は、これから何かが起きるんだ、とワクワクしました。
私とあの子、2人だけの世界観を是非、覗いて欲しいです。
永島亜梨紗 コメント
なんとなく毎日を過ごしている「私」のもとに突然現れた「あの子」役を演じさせていただきました永島亜梨紗です。同じような日々の中でも誰しも非日常なワクワクを期待していて、それはいつでも飛び込んでいける世界だということを教えてくれる映像になっています。素敵な曲のMVに出演できて嬉しいです!
和田昇(監督)コメント
自分の周りには普段見落としてる喜びやユーモアな欠片がたくさんある。好きなものを好きと言うこと、自分に嘘をつかないことがそのヒントなのかなと、演出しながら考えていました。
この小さな世界の「私」の出来事は、この広い世界中のどこかで今日もまた起きているかもしれません。