主演に永野芽郁を迎え、タナダユキ監督のメガホンで映画化する平庫ワカのコミック『マイ・ブロークン・マリコ』(配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA)。
映画の公開を記念して、エンディングテーマを歌うTheピーズの楽曲を、タナダユキ監督自らがセレクトしたオリジナルプレイリスト「The ピーズ 『迎え酒』byタナダユキ」が各配信サービスで公開された。
映画『マイ・ブロークン・マリコ』は、平庫ワカの同名コミックを原作とした、タナダユキ監督による作品。
鬱屈した日々を送る主人公・シイノトモヨが、亡くなった親友・マリコの魂を救うために遺骨を強奪して旅に出る様子が描かれ、シイノ役を永野芽郁が務める。
エンディングテーマを担うのはThe ピーズの「生きのばし」。
「生きのばし」はThe ピーズが2003年2月にリリースしたアルバム『The ピーズ』の収録曲。
「『マイ・ブロークン・マリコ』の世界観を表現できる曲として、これ以上の楽曲はない」というタナダ監督からの熱烈なラブコールによって、今回、エンディングテーマへの起用が実現した。
リリースから実に20年近くの時を経て、The ピーズの楽曲に再び光が当てられることとなる。
映画公開に合わせ、「The ピーズのファンのひとり」と自称する、タナダ監督自らがバンドの楽曲をセレクトしたオリジナルプレイリスト、「The ピーズ 『迎え酒』byタナダユキ」が到着している。
プレイリストにはタナダ監督からのコメントも寄せられた。
タナダユキ監督コメント(原文ママ)
二日酔いには迎え酒。生きているとクソみたいな信じられないことが起こったりするものですが。そんな時私に必要なのは、妙に物分かりの良い正しい言葉や、甘ったるい励ましの言葉なんかではなかったりする。そんなんで良くなるならとっくに世界は平和。
「死にてぇ」「消えたい」「もうダメだ」何度思ったか知れない。ピーズの曲にはそんな言葉ばっか出てくる。でもその言葉の先にいつも、上辺じゃない寄り添いがあった。聞きたかったのはこれだ。生ぬるい言葉じゃない。迎え酒みたいな、強いやつを一発。下戸だけど。
もう死んでしまいたいと思うことは、生きている今をなんとかしたいと切実に願っているから。それは結局、本当は切実に生きたいということ。大丈夫、正常だ。
ピーズ聴いて、そんで今日を生きのばして、御の字。
▼The ピーズ『迎え酒』by タナダユキ」
ぜひ映画と合わせ、こちらのプレイリストで「マイ・ブロークン・マリコ」の物語の余韻に浸ってみてはいかがだろうか。
なお、The ピーズは現在、大木温之(Vo, G)、安孫子義一(G)、岡田光史(B)、茂木左(Ds)の4人体制で「ピーズ」として精力的に活動中。
そのピーズは11月20日(日)に大阪・なんばHatchにて『ピーズワンマン2022 ありがとう35周年♪ドサクサForever大阪編』を開催予定。
商品情報
映画『マイ・ブロークン・マリコ』
出演:
永野芽郁
奈緒 窪田正孝 尾美としのり 吉田羊
監督:タナダユキ
脚本:向井康介 タナダユキ
原作:平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』(BRIDGE COMICS / KADOKAWA刊)
音楽:加藤久貴
エンディングテーマ:「生きのばし」Theピーズ(P)2003King Record Co.,Ltd.
製作:映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会(ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA/エキスプレス)
製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ
制作プロダクション:エキスプレス 制作協力:ツインズジャパン 配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA
©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
【STORY】
ブラック会社に勤め鬱屈した日々を送るシイノトモヨは、テレビのニュースで親友・イカガワマリコが亡くなったことを知る。学生時代から父親に虐待を受けていたマリコのために何かできることはないか考えたシイノは、マリコの魂を救うために、その遺骨を奪うことを決心する。「刺し違えたってマリコの遺骨はあたしが連れてく!」。マリコの実家から遺骨を強奪、逃走したシイノは、マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることに。マリコとの思い出を胸にシイノが向かった先は……。
オリジナルプレイリスト「The ピーズ『迎え酒』by タナダユキ」
各配信サービスで公開中
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