株式会社文藝春秋発行のビジュアル・スポーツ総合誌「Sports Graphic Number」は、 毎年最も輝いたアスリートに贈る「Number MVP賞」を、 今シーズン、 投打二刀流で大活躍を遂げた大谷翔平選手に決定。
Number MVP賞は、 今年で40回目。 大谷選手は2度目の受賞(前回は2016年)となるが、 同賞を2度獲得したアスリートは、 イチロー(1995年、 2001年)以来、 史上2人目。大谷翔平選手には賞金50万円とJAL国際線航空券を贈呈。
大谷選手は、 今回の受賞にあたり、 次のコメントを寄せている。「このたびは、 2度目のNumber MVP賞をいただき、 誠にありがとうございます。 過去の受賞者を見ると、 やっぱり素晴らしい人たちばかりで、 たいへん光栄です。 来年もまたいいシーズンを送れるよう、 準備を進めていきたいと思います」
Number MVP賞受賞については、 2022年1月7日に発売されるNumber1043号(フィギュアスケート特集)誌上でもお伝えする。
「Number」編集長・宇賀康之のコメント
「打者としては46本塁打を放ち、 投手としては9勝。 オールスターにも打者と投手として出場し、 シーズン後にはアメリカン・リーグMVPを満票で獲得。 まさに圧巻の1年を送った大谷翔平選手が、 2度目のNumber MVPに決定しました。 40回目を迎えたNumber MVP賞において、 イチローさん以来史上2人目となる、 2度目の受賞です。 イチローさんが2度目の受賞をされたのは、 メジャー1年目で同じくア・リーグMVPに輝く大活躍を遂げた2001年のことでした。 ナンバーは、 歴史的な挑戦を続ける大谷選手の貴重な肉声を、 今後も引き続き、 お伝えしていきたいと思います」
Number MVP賞 歴代受賞者
第1回 (1982年) 広岡達朗
第2回 (1983年) 青木功
第3回 (1984年) 山下泰裕
第4回 (1985年) 吉田義男
第5回 (1986年) 清原和博
第6回 (1987年) 岡本綾子
第7回 (1988年) 千代の富士貢
第8回 (1989年) ラグビー日本代表
第9回 (1990年) 野茂英雄
第10回 (1991年) 中嶋悟
第11回 (1992年) 亀山努
第12回 (1993年) 三浦知良
第13回 (1994年) 長嶋茂雄
第14回 (1995年) イチロー
第15回 (1996年) 伊達公子
第16回 (1997年) 中田英寿
第17回 (1998年) 清水宏保
第18回 (1999年) 松坂大輔
第19回 (2000年) 高橋尚子
第20回 (2001年) イチロー
第21回 (2002年) 稲本潤一
第22回 (2003年) 松井秀喜
第23回 (2004年) 北島康介(特別賞)イチロー
第24回 (2005年) 武豊
第25回 (2006年) 王貞治監督とWBC日本代表
第26回 (2007年) 中村俊輔
第27回 (2008年) 上野由岐子
第28回 (2009年) 原辰徳
第29回 (2010年) 本田圭佑
第30回 (2011年) 澤穂希
第31回 (2012年) 内村航平
第32回 (2013年) 上原浩治
第33回 (2014年) 羽生結弦
第34回 (2015年) ラグビー日本代表
第35回 (2016年) 大谷翔平
第36回 (2017年) 桐生祥秀(特別賞)浅田真央
第37回 (2018年) 大坂なおみ
第38回 (2019年) ラグビー日本代表
第39回 (2020年) 藤井聡太
(C)鈴木七絵