青春出版社は『常識として知っておきたい 日本語ノート』(齋藤 孝/著)を9月3日に発売。
「的を得る」「どちらにいたしますか?」「愛想を振りまく」 … これらはすべて間違っている日本語。 最近では、 こういった日本語の間違いがネットニュースやテレビの字幕、 SNS上にあふれている。 多少の言い間違いは問題ないかもしれないが、 回数が多かったり正式な文書で間違えると、 立場によっては信用を失ってしまうことにもなりかねない。
本書では、 メディアでもおなじみの齋藤 孝が、 敬語や漢字を含め、 特に間違えやすい日本語をピックアップし、 正しい言葉の使い方を丁寧に解説。 間違っている日本語とともに正しい使い方も一目でわかるので、 恥をかかない日本語力、 教養が感じられる日本語力をこの1冊で身につけることができる。
本書の内容
【1章】「混同」の間違い
すべからく/熱にうなされる/怒り心頭に達する …
【2章】「意味・使い方」の間違い
手ぐすねを引く/名前負け/耳障りのよい曲 …
【3章】「敬語」の間違い
おっしゃられた/どちらにいたしますか?/ご購入できます …
【4章】「漢字」の間違い 1.同音異字
危機一発/興味深々/一身同体 …
【5章】「漢字」の間違い 2.読み
法の下/遡る/刹那 …
【6章】「漢字」 3.変化してきた読み方
他人事/一段落/浅草寺 …
【7章】変化してきた言葉
気が置けるメンバーで一杯/老体にむち打つ/どんでもございません …
【8章】「ことわざ・故事成語」の間違い
課長のひそみに習う/破天荒なふるまい/私では役不足です …