エンタテイメント業界に向けたデータ×デジタルマーケティングサービスを提供するGEM Partners株式会社は8月4日(水)、 「GEMランキングクラブ」にて作成した「定額制動画配信タイトルの視聴者数pt ウィークリーランキングTOP20(実査日:7月31日、 調査対象期間:7月24日~30日)」を発表。
本ランキングは19の定額制動画配信サービスの視聴者数ptを横断して集計しているのが特徴。 対象サービスは、 ABEMAプレミアム、 Amazonプライム・ビデオ、 Apple TV+、 dTV、 dアニメストア、 FOD、 Hulu、 J:COMオンデマンド、 Netflix、 Paravi、 Rakuten TV、 TELASA、 TSUTAYA TV、 U-NEXT、 アニメ放題、 スカパー!オンデマンド、 ディズニープラス、 バンダイチャンネル、 ひかりTVビデオサービス。(視聴者数pt:下記の実査日において過去1週間以内にそのタイトルを見た人の多さを示す)「GEMランキングクラブ」では男女別・年代別等詳細データも公開中。
劇場版公開で盛り上がるアニメ作品がTOP3を獲得
実写映画が大ヒット中のアニメ作品『東京リベンジャーズ』が8週連続で1位を獲得。 2位には『僕のヒーローアカデミア』がランクイン。 同作は今週末に劇場版最新作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』の公開が控えているため、 過去作の振り返り視聴が行われていると推察される。 次いで3位入ったのは『呪術廻戦』。 同作も年末に『劇場版 呪術廻戦 0』の公開が予定されており、 今後の熱量の高まりに注目。
そのほか劇場版公開に伴うアニメ作品の動きとして、 7月30日(金)に劇場版『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』が公開された『クレヨンしんちゃん』も前週27位から、 15位へランクアップ。
『ワイルド・スピード』シリーズが幅広い層で人気
今週末にシリーズ最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が公開となる『ワイルド・スピード』が、 前週35位から13位へ急上昇。 視聴者数ptの内訳をみると、 男女別では5:5、 年代別では20代~40代、 60代が同程度の視聴者数ptとなり、 幅広い層から注目を浴びていることが分かる。
夏アニメから2本が急上昇
7月放送開始となった夏アニメでは、 『うらみちお兄さん』が前週23位から7位に、 『小林さんちのメイドラゴンS』が前週24位から19位にランクアップ。 両作品ともに今回が初のTOP20入り。 また、 7月21日(水)に『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が終映を迎えた『エヴァンゲリオン』が20位に入った。 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は早くも8月13日(金)からAmazonプライム・ビデオでの独占配信が決定しており、 今後のランキングにどのように影響するか注目。
「GEMランキングクラブ」は、 週次の調査に基づき集計(詳細は「調査概要」参照)。 定額制動画配信サービス利用者全体の中で、 どんなタイトルが観られているのか、 エンタメファンと事業者の参考としていただくことを目的とし、 成長著しい定額制動画配信サービスと映像エンタテイメント産業の更なる発展に資することを目指している。
■定額制動画配信サービス タイトル別 調査概要
【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したタイトルについては自由回答方式で聴取。 これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。 タイトルごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、 一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。 また、 劇場/テレビ版や海外/国内版も同一タイトルとしてカウント(一部例外あり)。 複数回観ても1カウントとしている。 ※名寄せ辞書のアップデートに伴い、 過去に遡って値が修正されることがあります