カバーイラスト
木村耕太郎
80年代のアニメ作品の音源をまとめたディスクガイド『アニメディスクガイド80’s レコード針の音が聴こえる』が河出書房新社より2021年3月15日に発売される。
百花繚乱を極めた80年代のアニメディスクの世界へ。音楽が社会に対するカウンターカルチャーたり得た80年代。音楽シーンは飛躍的に成熟し、ディスコやニューエイジ、シティポップ、ニューウェイヴ、ハードコアパンク、ヒップホップなど様々なジャンルの音楽が隆盛を極め、社会現象としてのバンドブームやアイドルブーム、MTVの放送開始、さらにヤンキー文化、ファンシー文化、ホラー(スプラッター成分多め)などもミックスされ、現在に繋がる音楽の革命が次々と起きた。
アニメの音楽も同じように大きな変化を見せ、多くの作品でアイドルやロックバンドが起用されるようになる。さらにマンガや小説のイメージアルバム、アレンジアルバムや漫画家や声優によるレコードなど様々なアルバムやシングルがリリースされた。
本書では、隆盛を極めた80年代アニメ関連ディスクの中でもエッジの効いた作品をセレクトして200タイトル以上を紹介。
執筆陣(50音順)
AmericanBadBoy / かに三匹 / 坂本技師長 / 鮫肌文殊 / タカ・タカアキ / 滝口アキラ / DJフクタケ / 出口博之 / 伴ジャクソン / ロビン前田 / WAN