「20世紀少年」「MASTERキートン」を始め、 浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者による渾身の企画が、 ついに実写映画としてそのベールを脱ぐ。
もしも、 売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら? しかも、 その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?? 映画「キャラクター」は、 そんなアイデアを基軸に、 登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークなエンターテインメント作品だ。
主演は若手屈指の演技派俳優として活躍目覚しい菅田将暉。 一家殺人事件の現場に遭遇し犯人を目撃してしまうお人好しな性格ゆえに、 人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家・山城圭吾(やましろけいご)が、 殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を、 確かな演技力で体現する。 山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角(モロズミ)を演じるのは、 本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase。 アーティストとして多くの人を魅了してきた彼が、 俳優としてどんな演技を見せるのか注目が集まっている。
そのほかにも、 エンタメ界を牽引する豪華俳優陣が集結! 山城が描いた漫画と事件の関連性をいち早く気づき、 その真相を探る刑事・清田俊介(せいだしゅんすけ)を小栗 旬、 清田の上司・真壁孝太(まかべこうた)を中村獅童、 漫画家として鳴かず飛ばずの山城を陰で支える恋人・川瀬夏美(かわせなつみ)を高畑充希がそれぞれ演じる。
本作のメガホンを取ったのは、 「世界から猫が消えたなら」(16年)、 「帝一の國」(17年)、 「恋は雨上がりのように」(18年)の永井 聡。 狂気とスタイリッシュが混在した映像世界に心音が高まること間違いなし。
(C)2021 映画「キャラクター」製作委員会