世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供するNetflixが製作する映画『彼女』が本日4月15日（木）より全世界独占配信される。
原作は、女性二人の逃避行を描いた中村珍の『羣青』（小学館IKKIコミックス）。高校時代から同級生の七恵に恋をしている永澤レイと、夫から壮絶なDVを受けている篠田七恵。レイは七恵を救うために夫を殺害する。自分のために殺人まで犯したレイに疎ましさと恐ろしさを抱きつつ助けを求める七恵と、そんな彼女を救うためすべてを受け入れるレイ。互いに愛を欲しながら、絡み合わない想いをぶつけあうレイと七恵。正しいことも悪いこともも超えた彼女たちの逃避行を描く『彼女』。日本の美しい景色を背景に、観る者に「愛」の本質を問うロードムービーのメガホンをとるのは『ヴァイブレータ』（2003）、『軽蔑』（2011）、『彼女の人生は間違いじゃない』（2017）、『ここは退屈迎えに来て』（2018）など、孤独を感じている人々を鋭く、かつ情熱的に描き出してきた廣木隆一監督。恵まれた人生を送るかに見えて、実は家族に同性愛者であることを隠していることに悩むレイを水原希子、人生に絶望しながらもレイに救いを求めてしまう七恵をさとうほなみが演じる。
このたび、本日4月15日（木）の配信開始を記念して『彼女』バックステージスペシャルカットが解禁された。本作で主演を務める水原希子＆さとうほなみが登壇したイベントのバックステージでの一幕が映し出されている。
配信記念を飾る“ここでしか見れない”カットからは、「撮影が進むにつれてレイと七恵と同じように、相手の姿が見えないと不安になった」と語るなど、お互いを“戦友”と呼び合う強い絆と、相手への信頼感にあふれており、共に映画初主演となる本編でどのような演技を見せているのか期待が高まる。
配信直前に開催された試写会では、「ありとあらゆる感情が詰め込まれてて凄かった…」「愛に生きれるって羨ましいな」「2人の感情に振り回されるかのように作品に飲み込まれていった」といった感想が続々上がった。
また、本作を一足先に鑑賞したAマッソ加納は「キレイな景色がたくさん出てくるロードムービーなのに、気づけばレイと一緒に七恵の笑顔だけを追いかけていました。男性を好きでも女性を好きでも、好きな人が笑うとつられて笑う女の子って、とてつもなくかわいい。それがどんな絶望の中であっても。主演のお二人の胸に響くセリフはもちろんですが、鳥丸せつこさんの一言一言が忘れられません」というコメントを寄せるなど、様々な反響を生んでいる『彼女』を今すぐ“見届けたい”気持ちにさせる。Netflix作品ページはこちら。
商品情報
Netflix映画『彼女』
監督：廣木隆一
原作：中村珍「羣青」(小学館IKKIコミックス)
脚本：吉川菜美
出演：水原希子 さとうほなみ
新納慎也 田中俊介 鳥丸せつこ 南 沙良 / 鈴木 杏 田中哲司 / 真木よう子
テーマ曲：細野晴臣
音楽：森山公稀（odol）
エグゼクティブ・プロデューサー：坂本和隆（Netflix コンテンツ・アクイジション部門ディレクター）
プロデューサー：梅川治男
企画・制作プロダクション：ステューディオスリー
配信：2021年4月15日、Netflixにて全世界同時独占配信
【STORY】
裕福な家庭に生まれ育ち、何不自由ない生活を送ってきたレイ（水原希子）はある日、高校時代に思いを寄せていた七恵（さとうほなみ）から連絡を受け、10年ぶりの再会を果たす。しかし喜びも束の間、夫からのDVで全身あざだらけな姿を目の当たりにし愕然とする。追い詰められ死を口にする七恵に「それならば夫が消えるべきだ」と諭すレイ。そして「だったら殺してくれる？」と呟く七恵。彼女が生きるためにレイは、七恵の夫を殺す。そして行くあても、戻る場所もないふたりは共に逃避行に出る……。
