春ねむりが昨日1月15日(金)にデジタルリリースした「bang」のミュージック・ビデオをYouTubeで公開した。
今作はロサンゼルスと東京の2カ所で制作され、東京のHAPPYCAT RECORDINGSにて録音、それ以外はすべてロサンゼルスで行なわれた。ミックスエンジニアはTreehaus Recordingのジャスティン・ガリアーノとダスティ・シャーラー。マスタリングはMarsh Masteringのステファン・マーシュが手がけた。
春ねむりは、昨年3月より予定していた北米ツアーをすべて延期中だが、ツアー時に行なう予定であった「bang」のミュージック・ビデオ撮影をオンラインで決行。
人類の歴史的災厄となったCOVID-19により人の減ったロサンゼルスの街に、その鬱屈した行き場のない衝動を全身で体現し、パフォーマンスをする春ねむりの姿が映し出されている。
本ビデオは、アメリカでの撮影を日本からリモートでディレクションし、国内スタッフが現地へ行かずに企画・打ち合わせから編集まですべてをオンラインで敢行。ダウンタウンを中心に全米で最も危険なストリート「スキッド・ロウ(Skid Row)」やハリウッドで撮影が行なわれた。
最後には怒りながらも、考えるという営みにより生まれるであろう見えない自由を、絶望しながらも信じる春ねむりの表情が垣間見える。
そして、春ねむりは同曲についてのステートメントも発表した。こちらもぜひチェックしていただきたい。