Photo by Ryuichi Maruo (C)Tohoku Youth Orchestra
株式会社フレーベル館は、 音楽家・坂本龍一氏の東日本大震災復興プロジェクトにより、 被災地の子どもたちで構成されたオーケストラの歩みを追ったノンフィクション『響け、 希望の音 東北ユースオーケストラからつながる未来』を、 2020年12月28日より、 全国の書店・ネット書店にて発売。
「被災した子どもたちの音楽をすくいたい」東日本大震災による東北地方の被害に心をいためた世界的な音楽家・坂本龍一氏が願い、 東北三県(岩手県・宮城県・福島県)の子どもたちで構成された「東北ユースオーケストラ」。 事務局長として、 設立から活動を支え続けた著者が、 団員たちと歩んだこれまでと、 これからはじまる未来をつぶさにえがいている。
東日本大震災から10年を迎えるにあたり、「東北ユースオーケストラ」が設立された経緯や活動を全国の皆様に知っていただきたい、 また「震災を風化させない」という想いを持ち、企画。 東北の子どもたちの心の復興の記録をぜひ知ってほしい。
坂本龍一 推薦コメント
東日本大震災を体験した子供たちとの出会いと演奏は、 僕にとってかけがえのない体験です。 なかでも僕が一番感動したのは、 ここには上下関係がなく自由な空間だと、 団員が言ってくれたことです。