(C)Fujiko-Pro
世界に誇る浮世絵の基礎となる彫りと擦りの伝統工芸技術を継承するために、 伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、 様々な作品をプロデュース・企画・制作する株式会社版三(代表取締役 坂井英治)は、 この度、 ドラえもん浮世絵木版画『富嶽三十六景 東海道品川御殿山ノ不二』を制作。
2020年、 新パスポートのデザインにも選ばれた北斎の富嶽三十六景。 この四十六図柄のシリーズで唯一、 桜を描いた名作で浮世絵の歴史の中でも花見風景として最も有名な作品。 江戸時代、 東海道に面した御殿山は、 現在の品川北品川三丁目付近で、 将軍家の品川御殿が置かれ、 和州吉野から桜の木が植樹され、 海と桜を一度に楽しめる名所として賑わいを見せていたようだ。 この元の作品では富士山と桜を見事な構図で描きながらも、 登場する武士や町人など身分など分け隔てなく楽しむ人たちの姿が印象的な作品。
桜を眺めお花見を楽しむドラミちゃんとしずかちゃん、 そして花より団子なのだろうか、 茶屋に小走りしているドラえもんたちの微笑ましい風景を楽しもう。
浮世絵木版画『富嶽三十六景 品川御殿山ノ不二』額装イメージ (C)Fujiko-Pro
ドラえもん浮世絵木版画『富嶽三十六景 東海道品川御殿山ノ不二』
予約開始:2020年10月24日(土)お昼12時
販売価格:45,000円 (税別・送料別)
販売数: 300部 「浮世絵工房」先行予約受付
発売元:株式会社 版三
額装サイズ: H約410mm × W約525mm
素材(額装部分):木材、 アクリル
和紙(絵):人間国宝 岩野市兵衛 越前生漉奉書
オンラインショップ:浮世絵工房 http://ukiyoework.com/
【当商品制作に携わった職人】
■江戸木版画 彫師 - 菅香世子
■江戸木版画 摺師 鉄井裕和
■和紙:九代 岩野市兵衛(人間国宝)
■絵師(背景監修):渡辺直仁(第二回「アニものづくりAWARD」金賞受賞作家)
■装幀:江幡喜之