10月2日(金)にリリースされたクイーン+アダム・ランバートのライブ・アルバム『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』が、全英アルバム・チャートの首位を獲得した。同作は、クイーンにとって10作目の全英No.1アルバムとなっており、クイーンのアルバムが1位に輝くのは、25年ぶりとなる。
クイーンが最後に全英アルバム・チャートを制したのは、フレディ・マーキュリーが生前最後に録音し、グループとして最後のスタジオ・アルバムとなる『メイド・イン・ヘヴン』(1995年)。また、彼らが初めて全英1位に輝いた『オペラ座の夜』(1975年)がリリースされてから45年の時が経過している。
10枚のNo.1アルバムというクイーンの記録は、エミネム、マイケル・ジャクソン、ロッド・スチュワート、U2に並ぶ記録となり、アバとボブ・ディランの9枚を超えたことになる。そしてアダム・ランバートにとっては、最高位8位だった2015年の『オリジナル・ハイ』を上回り、初の全英1位獲得となった。
クイーンのギタリスト、ブライアン・メイはOfficialCharts.comに次のようなコメントを寄せた。
「ありがとう、みんな。クイーンをこうしてまたナンバーワンにしてくれて。クイーン+アダム・ランバート初のリリースが第1位!…最高だね。みんなの幸福を祈ってるよ」
ロジャー・テイラー
「1位だってさ! 僕の好きな数字だ。クイーンのアルバムが1位になるのは25年ぶりだ。
ワクワクするよ、いまだにね。アルバムを買ってくれたみんな、ありがとう。気に入って、楽しんで、たくさん興奮してもらえたなら嬉しい。」
アダム・ランバート
「僕らがナンバーワンだなんて、言葉にならないくらい興奮してる。いつも言ってることだけど、ブライアンとロジャーと一緒に仕事が出来る僕は、世界一幸運な人間だ。たくさんの人にこんなにアルバムを楽しんでもらえて、本当に嬉しい。何年経とうとも、こうしてクイーンの最高の音楽を、皆で祝えるのは素晴らしいことだよ。再びツアーで世界中の会場を回りたいよ、近いうちにね!」