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ロフト創始者・平野悠の著書『セルロイドの海』『定本 ライブハウス「ロフト」青春記』が6月上旬に2冊同時刊行!

2020.05.20

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ライブハウス「ロフト」の創始者である平野悠が、自身初の恋愛小説『セルロイドの海』と、ロフトの黎明期を綴った『定本 ライブハウス「ロフト」青春記』を6月上旬に同時刊行する(発行:ロフトブックス、発売:世界書院)。

 

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『セルロイドの海』は、平野が自身三度目となるピースボートの渡航で体験した劇的な《70歳の恋》をテーマにした恋愛小説。
船内で出会った女性との“恋という名の革命”を主軸に据え、同じ船内で知り合う数々の老輩との交流を通じて人生の終活期をどう過ごすべきかを考え、晩秋に差し掛かった自身の人生航路を改めて見つめ直すという、恋と海と風をテーマにした《航海文学》だ。
カバー帯にはいとこの平野レミ(料理研究家)からのコメントが掲載されている。
「悠ちゃん、これ面白いよ。表紙が可愛いよね。70歳の恋って、いいね。一気に読んでしまったな」──平野レミ(料理愛好家)
 

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一方、『定本 ライブハウス「ロフト」青春記』は、2012年に講談社より刊行された『ライブハウス「ロフト」青春記』に加筆・修正を施し、新刊として再編集したもの。
まだ「ライブハウス」という言葉すらなかった1970年代初頭、千歳烏山に「ロフト」をオープンして以降、坂本龍一、山下達郎、浜田省吾、サザンオールスターズ、BOØWY、スピッツなど、日本のロックのパイオニアを数多く輩出してきた音の「ゆりかご」=ロフトの創成期を創始者自身が書き綴った渾身のクロニクルだ。
烏山(1971年3月)、西荻窪(1973年6月)、荻窪(1974年11月)、下北沢(1975年12月)、新宿(1976年10月)、自由ヶ丘(1980年6月)と、9年の間に6店舗の「ロフト」を矢継ぎ早にオープンさせ、手探りのまま独自のコミュニケーション空間を構築していく様と知られざるミュージシャンたちの横顔は興趣が尽きない。
 
なお、6月中旬には2冊の刊行記念イベントの配信をロフトチャンネルで予定している。
 

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【著者略歴】
平野 悠(ひらの ゆう)
1944年8月10日、東京に生まれる。ライブハウス「ロフト」創始者、またの名を「ロフト席亭」。
1971年、ジャズ喫茶「烏山ロフト」をオープン以降、東京になくなってしまったロック・フォーク系のライブハウスを開業。1973年「西荻窪ロフト」、1974年「荻窪ロフト」、1975年「下北沢ロフト」、1976年「新宿ロフト」、1980年「自由が丘ロフト」を次々とオープンさせた後、1982年に無期限の海外放浪に出る。
5年にわたる海外でのバックパッカー生活(100カ国制覇)を経て、カリブ海の島・ドミニカ共和国にて市民権を獲得。1987年に日本レストランと貿易会社をドミニカに設立。1990年、大阪花博のドミニカ政府代表代理、ドミニカ館館長に就任。1991年にドミニカ完全撤退、1992年に帰国。
1991年、「下北沢シェルター」をオープン。1995年、世界初のトークライブハウス「ロフトプラスワン」をオープンし、トークライブの文化を日本に定着させる。2004年に「ネイキッドロフト」、2007年に「阿佐ヶ谷ロフトA」、2014年に「ロフトプラスワンウエスト」、2018年に「ロックカフェロフト」と、近年はトークライブハウスを次々とオープンさせている。
著作に『旅人の唄を聞いてくれ!〜ライブハウス親父の世界84カ国放浪記〜』(1999年、ロフトブックス刊)、『ニッポン放浪宿ガイド200〜人生を変える旅、運命を変える宿〜』(2005年、山と渓谷社刊)、『TALK is LOFT〜新宿ロフトプラスワン事件簿〜』(2017年、ロフトブックス刊)がある。
古希を過ぎてこだわっているテーマとして「音楽」「旅」「政治」「脱原発」を掲げ、日々それらとふれあい続けて今に至る。

商品情報

セルロイドの海

平野 悠 著
四六判/並製/336ページ/定価:本体1,800円+税
ISBN978-4-7927-9583-2 C0093 ¥1800E
2020年6月上旬発売
発行:ロフトブックス
発売:世界書院

ライブハウスを経営しつつも仕事はほぼリタイア状態にある〈私〉は、悠々自適な生活を送っている。70歳を過ぎ、自身が生きる上でテーマの一つである〈旅〉の集大成として、三度目となるピースボートの渡航でまだ見ぬ北極圏を目指す。
ピースボート〈オーシャンドリーム号〉には1,000人余りの乗客がいたが、その7割が60歳以上の老人という〈動く養老院〉だった。
船内の様々なレクチャーに興じるなか、〈私〉は習字サークルで敬虔なクリスチャンである〈晴美〉と出会う。度重なる夫の浮気に辟易し、夫から逃げるようにピースボートへ乗り込んだ60歳過ぎの清楚な女性だ。
幾度かの〈晴美〉との逢瀬に、何十年ぶりかの恋の悦楽を思い出した〈私〉は我を忘れて老いらくの恋に身を投じる。一時は互いに惹かれ合うものの、「この恋は神が許さない」という〈晴美〉の頑なな信条により、二人の距離は次第に離れていく。
〈晴美〉と入れ替わるように〈私〉の前に現れた〈麗子〉は、生涯独身を貫く63歳。〈私〉とは趣味嗜好もライフスタイルも正反対だが、その天真爛漫な性格に少しずつ惹かれていく。
愛人とセックス三昧のエロ親父、自殺願望を抱く偏屈な老人、亡き妻の写真を携帯する元造船業の男性、昼間からウイスキーを煽る88歳の老人、夫の形見の金時計に話しかける老婆、長年の不倫生活を清算した折り紙の先生、会社の株の配当で悠々自適な大企業の元役員、夫のDVが原因で離婚した女性、孤独とオカリナを愛する元薬剤師、世界の豪華客船のほとんどに乗ったと豪語する貴婦人、人間嫌いの元数学教師、船上で人生を終えた老人……船内で知り合う数々の老輩との交流を通じ、〈私〉は人生の終活期をどう過ごすべきかを考える。そして、〈晴美〉と〈麗子〉に出会ったことで、70歳を過ぎても恋はできる、それは何物にも代え難く尊いものだと実感する。
全106日、23カ国を跨ぐ全長5万4,343キロの旅のなかで、古希を過ぎても好奇心旺盛な〈私〉が再び恋に目覚め、晩秋に差し掛かった自身の人生航路を改めて見つめ直す。恋と海と風をテーマにした、ピュアでイノセントな〈航海文学〉、ここに誕生。

定本 ライブハウス「ロフト」青春記

平野 悠 著
四六判/並製/312ページ/定価:本体1,700円+税
ISBN978-4-7927-9584-9 C0095 ¥1700E
2020年6月上旬発売
発行:ロフトブックス
発売:世界書院
*本書は2012年に講談社より刊行された『ライブハウス「ロフト」青春記』に加筆・修正を施し、新刊として再編集したものです。

まだ「ライブハウス」という言葉すらなかった時代──。坂本龍一、山下達郎、浜田省吾、サザンオールスターズ、BOØWY、スピッツなど、日本のロックのパイオニアを数多く輩出してきた音の「ゆりかご」=ロフト。
本書はその49年に及ぶ波乱の歴史の黎明期を創始者・平野 悠が自ら書き綴った、壮大なフォーク/ロック・クロニクル。烏山(1971年3月)、西荻窪(1973年6月)、荻窪(1974年11月)、下北沢(1975年12月)、新宿(1976年10月)、自由ヶ丘(1980年6月)と、9年の間に6店舗のロフトを矢継ぎ早にオープンさせ、手探りのまま独自のコミュニケーション空間を構築していく様と知られざるミュージシャンたちの横顔は興趣が尽きない。
歌謡曲に対するカウンター・カルチャーとしてのロックが日本で市民権を得る過程において、ロフトが果たした役割とは一体何だったのか? また、既成の音楽に飽き足らず、若い表現者たちが発する“五線譜に乗らない音”を一貫して支持し続けてきたロフトのスタンスとは? それらが躍動感溢れる筆致で描かれた本書を読めば、ロフトの歩みが日本のロックの歴史と符合することを実感できるはずだ。
「こうして自分の半生を書き綴ってみて思ったのは、何やかんや言って僕の人生はロフトと共にあったということでしょうね。10年近いブランクはあったにせよ、こうして49年間ロフトとともに過ごしてきたわけだから。この本の中で書いたことはロフトにとってまさに青春だったし、日本のロックにとっても青春に当たる時代だった。だから『ライブハウス「ロフト」青春記』というタイトルにしたんです。それと、僕の人生においてお客さんとのコミュニケーションが凄く大事だったんだなと改めて思いました。僕はずっとお客さんに育てられてきたし、お客さんこそが先生だったわけです。出演者やお客さんとの信頼関係を築きながらライブハウスという心地好い空間を作り上げて、自分の人生を切り開いていった。その紆余曲折の様をこの本の中で余すところなく書き綴ったつもりです」(平野 悠)

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