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次号「文藝」はビートたけしの北野武名義の初小説、クリープハイプ・尾崎世界観の新作小説も!

2019.09.24

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河出書房新社が発行する季刊文芸誌「文藝」は、 全面リニューアルを遂げた夏季号、 創刊以来86年ぶりの3刷となった秋季号に続き、 話題沸騰必至のラインナップで冬季号を10月7日に発売する。
 
ビートたけしが、 北野武名義での初小説となる中篇「足立区島根町」を発表。 初めて自身の筆で幼少から高校時代までを綴っている。 また今年上半期の芥川賞を受賞し、 今最も注目される文藝賞受賞作家・町屋良平の新作小説「カタストロフ」を掲載。 さらに、 その町屋氏や50万部を突破した『おらおらでひとりいぐも』の著者・若竹千佐子を輩出した新人文学賞「文藝賞」を発表。 選考委員の磯崎憲一郎、 斎藤美奈子、 町田康、 村田沙耶香各氏によって選ばれた受賞作、 宇佐見りん「かか」・遠野遥「改良」の2作を全文一挙掲載。
 
また、空前の反響を得た前号の「韓国・フェミニズム・日本」特集に続き、 今号の特集は「詩(うた)・ラップ・ことば」。 特集内ではロックバンド・クリープハイプでボーカル・ギターとして活躍し、 『祐介』等の文筆活動でも注目を集める尾崎世界観が、 小説「バズの中にはおよそシェア100万個分の栄養素が含まれている」を発表。 いとうせいこうと町田康が「詩」と「歌」の関係性をめぐって対談。 そして、 アンジュルムを卒業しソロ活動をスタートしたばかりの和田彩花、 話題のラッパーMOMENT JOON・荘子it・なみちえ、 俳人の佐藤文香らが自らの「ことば」を自由に突き詰め、 創作表現と向き合う。 
 
また、 「あまちゃん」「いだてん」の音楽などでも知られ、 札幌国際芸術祭の芸術監督をつとめたミュージシャン大友良英による特別寄稿「二〇一一年からの『踏み絵』そして『盆踊り』~あいちトリエンナーレを巡る個人的な所感」、 モデル・女優の長井短による読書日記、 女優の夏帆による初書評も掲載。 
 
さらに、 絲山秋子の新作「まっとうな人生」の連載がスタート。 映画化もされた名作『逃亡くそたわけ』の続編ともなる長編。 他、 岸政彦×柴崎友香「大阪」、 磯部涼「移民とラップ」などレギュラー連載陣も充実の内容だ。 
 

商品情報

「文藝2019年冬季号」

雑誌/A5/552ページ
雑誌コード:07821-11
発売日:2019.10.07
定価:1,485円(本体1,350円)

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