『新月の章』『半月の章』扉絵。『幼女戦記』で人気の篠月しのぶ氏、渾身の書き下ろし!
夏に向けて、 児童書の中でも毎年人気となる怖い話。 特に今年は人気作が多く、 怪談ブームともいえる戦国状態だ。 そんな中、 ブームの大本命と前評判の高かった『レイワ怪談』が2冊同時発売され、 いきなりランキングの1位・2位を独占した。Amazon売れ筋ランキング「本 こどものホラー・怖い話」部門で1位となったのは『レイワ怪談 半月の章』(2019/7/24~2019/7/26調べ)。 同じく、 2位となったのは『レイワ怪談 新月の章』だ(2019/7/25~2019/7/26調べ)。
本書は、 2冊で48話を収録した怪談短編集。 実は『レイワ怪談』というタイトルには、 ある秘密が隠されている。 『レイワ』と聞いてまず連想するのは、 新元号「令和」。 つまり本書は「令和の怪談」だ。 その名にふさわしく、 SNSやスマホ、 人工知能まで絡んだ新時代ならではの怪談も、 多数収録されている。 そして怪談といえば、 なんといっても幽霊の話。 つまり本書は「霊話の怪談」だ。 霊、 霊、 霊…。 本書には、 幽霊の話があふれている。
・ライブ配信中のアイドル。 その背後に何かが映った…
・交通事故現場をスマホで撮影したら、 映ってはいけないものが…
・自分以外、 誰もいないのに…勝手に光りだすエレベーターのボタン
・ファーストキスの相手は、 幽霊だった!
・誰も住んでいない廃墟で、 突然、 電話が鳴り出した!
・住人が、 次々と首つり自殺してしまう恐怖のアパート
などなど。
『レイワ怪談 新月の章』『レイワ怪談 半月の章』は、 全国書店にて発売中だ。 令和最初の夏、 ぜひ『レイワ怪談』でゾクッとしてほしい。