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LOFT9にて「CINEMA9」始動! 第一弾企画として、「インディーズ・シアター"ワンコイン"」オープン!

2019.01.11

2018年日本映画界で最大級のニュースとなったのは、『カメ止め!』こと『カメラを止めるな!』の超特大ヒット。それまで誰も知らなかった、無名の上田慎一郎監督×まったく無名のキャスト陣によって、僅か300万円の製作費で作られたこの“インディーズ作品”は、興収30億円以上を稼ぎ出し、世間の注目を大きく集めた。
 
そして今、『カメ止め!』に引っ張られるかのように、“インディーズ”シーンが活気づいている。『カランコエの花』『赤色彗星倶楽部』『クライングフリーセックス』等々…様々なジャンルの“インディーズ映画”が劇場公開され、多くの観客を集めている。
 
今回かつてないほどの高まりを見せている“インディーズ映画”ムーブメントを更に盛り上げるべく、LOFT9では店内カフェスペースのステージ・スクリーンを使用して「CINEMA9」部門を始動。第一弾企画として、「インディーズ・シアター“ワンコイン”」をオープンさせることが決定。
 
お気軽に“インディーズ映画”の最前線が楽しめる場として、入場料金をなんと“ワンコイン=500円”にて、ジャンルや上映時間を問わず、長編から短編までを週替わりで上映する試みに挑む。
 
いま“インディーズ映画”が熱い!
「インディーズ・シアター“ワンコイン”」
 
cinema9.jpg
 
<プレオープン>
 
入場料:500円(ドリンクオーダーは“任意”ですが、是非Cafe9でご注文を!)

*プロデューサー
松崎まこと(映画活動家/放送作家)
*プログラマー
神原健太朗(映画祭主催・俳優マネージメント)
大久保 渉(ライター・編集者・映画宣伝)
ほか

1/28(月)~2/1(金) 『ヒロイン』(18分/2017)

 
死にゆく父が遺した、最期の言葉「かおり」。
それは一体誰のことなのか!?
少女はその謎を追って、父が学生時代に監督した3本の8㎜映画の“ヒロイン”たちを訪ねていく…。
映画活動家・松崎まことが29年ぶりの監督作品として撮り上げた、失われた青春と映画への鎮魂歌。 
 
『ヒロイン』MV㈰.JPG『ヒロイン』MV㈪.JPG
 
【キャスト】
芋生悠/木村知貴/生見司織 林田沙希絵/森レイ子/水井章人 阿武勇輝 みき/篠崎誠
 
【スタッフ】
製作・監督;松崎まこと 
脚本;松崎まこと 野本梢 撮影;明田川大介 照明;高橋智也 録音;柳田耕佑
編集;野本梢 音楽;hoto-D VFX;岩崎 友彦 ヘアメイク;菅原美和子 
制作進行;谷川詩織 原由希子 手島昭一 演出補;柴田啓佑
 
監督プロフィール
松崎まこと(映画活動家/放送作家)
『ヒロイン』松崎まこと.jpg
1964年東京出身。早稲田大学卒。“放送作家”として、MX「博士の異常な鼎談」「松嶋×町山/未公開映画を観るTV」WOWOW動画「町山智浩の映画塾」などを担当。“映画活動家”としては、「田辺・弁慶映画祭」「きりゅう映画祭」MC、「水道橋博士のメルマ旬報」連載、TVやラジオ、ネット番組や様々な映画イベントへの出演、インディーズ作品プロデュースなどの活動を行っている。
 
『ヒロイン』
過去受賞入選歴など 
*「第4回 2018 富士 湖畔の映画祭」短編コンペ部門入選 
*「第20回長岡インディーズムービーコンペティション」審査員特別賞受賞
*「第13回札幌国際短編映画祭」ジャパン・パノラマ:アウト・オブ・コンペティション入選
*「第1回いぶすき映画祭」審査員特別賞受賞
*「第10回商店街映画祭」入選
*「第12回田辺・弁慶映画祭」特別上映
*「第2回三鷹連雀映画祭」招待上映
 

2/18(月)~22(金) 『蒼のざらざら』(116分/2014)

|フィクション|2014|116min|日本語|カラー|Blu-ray|© 上村奈帆
 
14歳の毎日一緒にいた日々と、その12年後のある日の物語。
 
『蒼のざらざら』㈰.jpg『蒼のざらざら』㈪.jpg
 
【キャスト】
和田光沙 小見波結希 千葉奈津子 小黒綾子 古木将也
桑山えり子 木村萠子 鈴木知佳 永峯海太 森累珠
高崎二郎 太田美乃里 鈴木朝代 稲田譲 金田侑生 鈴木太一 
 
【スタッフ】
撮影:照明 瀬戸詩織   録音:田辺正晴 高橋玄 黒田真平   美術:浅井裕哉
助監督:中村洋介   制作:奥田裕介   撮影照明助手:橋本篤志
音楽:猪野進一   主題歌:「露草」矢野絢子   脚本:監督:編集 上村奈帆
 
監督プロフィール
上村奈帆
『蒼のざらざら』上村奈帆監督.jpeg
千葉県佐倉市出身。中学生の時に映画の脚本家になりたいと思い、映画界を志しました。
作品
2014年「蒼のざらざら」(脚本:監督)
第40回城戸賞最終選考・新人監督映画祭新人女優賞(小見波結希)受賞
2016年「ばぁちゃんロード」(脚本)
映画美学校プロットコンペティション2016最優秀賞(佐藤現プロデューサー選出作品)
翌年、篠原哲雄監督により映画化。2018年全国公開(東映ビデオ)
2018年「書くが、まま」(脚本:監督)
MOOSIC LAB 2018観客賞・最優秀女優賞(中村守里)受賞
 
 

2/25(月)~3/1(金) 『の・622』(27分/2018)

『の・622』㈪.jpg『の・622』㈰.jpg

車で人をひいてしまった男。男の極限状態とは裏腹に車中には楽しげなラジオが流れる。
 
【キャスト】
米山冬馬
 
【スタッフ】
監督・撮影・編集:横川寛人
脚本:横川寛人 米山冬馬
 
監督プロフィール
横川寛人(よこかわひろと)
『の・622』監督.jpg
1988年9月19日静岡県出身。
東京藝術大学美術学部卒業。
東京藝術大学大学院修了。
映画『大仏廻国』監督。
 

3/4(月)~7(木) 『ちかくてとおい』(53分/2015 ドキュメンタリー)

|ドキュメンタリー|2015|53分|日本語|カラー|Blu-ray| © Revolving-Lantern

震災後に生まれ、大人になる君へ伝えたいこと
津波で大きな被害を受けた岩手県大槌町。
かつて町があった場所はかさ上げ工事のために土に埋もれようとしている。
この町で生まれ育った映画作家は、震災後に生まれた姪に向けて、
彼女が大人になる頃には見れなくなる風景について映画で伝えようとする。
 
風景の記録映像で構成された53分の町の記憶
監督は2011年に『槌音』を発表した大久保愉伊。
彼が生まれ育った大槌町の風景と記憶を、未来の姪に向けて作ったビデオレーターのようなドキュメンタリーが本作『ちかくてとおい』である。
本作の主役となるのは様々な時期の大槌の風景。
震災前の町並、震災直後の変わり果てた町の光景、草花が住宅の基礎を覆う夏の景色、町の跡を練り歩く祭り。
現れては消えていった風景の映像に、震災後に生まれ、大人になる姪に向け、町の記憶やメッセージが監督自身の声で語られる。
「2041年あなたの目の前には、どのような町並みが広がっているのだろう? そこではどんな景色が見え、どのような音が聞こえるのだろう?」
インタビューもなければ、登場人物もいない。
ある日突然消えていった風景から、これから生まれる風景を想像させる映像詩。
 
『ちかくてとおい』㈰.png『ちかくてとおい』㈪.png
 
【スタッフ】
監督・撮影・編集・ナレーション:大久保愉伊
構成:高橋知由
音楽:大久保正人
撮影補:西川尚志、高橋知由、小森はるか
MA・音楽収録:吉田俊光
製作・宣伝・配給;Revolving-Lantern
 
監督・撮影・編集・ナレーション
大久保愉伊
『ちかくてとおい』大久保愉伊監督.jpg
岩手県大槌町出身。 映像作家。成城大学芸術学科に入学後、 映画研究部に所属し映画を作り始める。東日本大震災の被災地である故郷を記録した『槌音』(11)は、山形国際ドキュメンタリー映画祭2011やキューバ新人監督映画祭などで上映され、 日本映画復興会議奨励賞を受賞。同じく故郷を記録した『ちかくてとおい』(15) は山形国際ドキュメンタリー映画祭2015、 ニッポンコネクション2016(ドイツ・フランクフルト)で上映された。
 

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