またSHINPA恒例企画、第1部イベント冒頭で客席からつのったテーマをランダムでセレクトし、イベント終了までに短編映画を完成させる即興映画 制作企画『KCP(ケーシーピー)』では、主演に伊藤沙莉が決定。今回二宮健が自ら参戦し、イベント初日の4/23(火)にテーマを決め、イベント期間中の10日間で新作短編の撮影を決行。初日には、客席から公募キャストもつのり、選出された方には実際に作品に出演してもらう。連日イベントに登壇するスケジュールを縫いながら、果たして無事新作は完成するのだろうか。

 

また連日ゲストコメンテーターが登壇。4/25（木）には乃木坂46の元メンバーで女優の伊藤寧々、4/27（土）には女優の松本穂香の登壇が決定。作品について二宮監督とトークを行う。

＊続報はSNS、SHINPAオフィシャルで随時更新

4/23（火） DAY.1／伊藤沙莉（ゲストコメンテーター）、篠原悠伸

10days KCP／伊藤沙莉、篠原悠伸

KCP近藤組／5/01（水）DAY.9／近藤啓介監督

＊登壇者情報は、随時公式HP・SNSで更新いたします。

 

　ある日、パソコンの内蔵HDDが壊れました。そのHDDの中には、中学生のときから撮りためてきた過去の自分の映画のデータがたくさん入っていました。復旧しようと修理に出したら、48万円という金額を提示され、僕は悩みました。修理したところで、そのほとんどが一度も上映されたことのない誰も知らない作品たち。もう過去はHDDの故障と共に置いていけばいいじゃないか、と。しかし、悩んだあげく、僕は復旧することにしました。HDD自体はいざ蓋を開けると修理不能だったので、あの手でこの手で時間をかけ、なんとか全作品復旧しました。そして、その工程の中で、僕はひとつの欲望を抱きました。この映画たちを一度で良いので上映したい。その思いを、親友・小林達夫、Loft9 Shibuyaの石崎さんに相談し、今回の企画を実現することが出来ました。

 

　今でこそ、プロとして映画を撮らせていただける機会に巡り合うようになりましたが、14歳のときに撮った129分のアクション映画（一応そう言ってみる）からスタートする今回の企画の上映作品のほとんどが、右も左も分からない映画少年のガキが作った、目もあてられないものばかりです。しかし、逆にいうと、一本一本の作品を通して、将来が絶望的などうしようもない中学生から、建前だけでもプロになるまでの成長の機微を体感できる、かつてない上映企画になると思います。

 

　10日かけて、劇場公開した長編作品数本を除いた全43作品を、制作順に上映します。そのほとんどがワールドプレミアです。ひたむきにトライ＆エラーを繰り返した約15年の記録をぜひ観に来てください。これは、恥をさらした映画づくりへのラブレターです。よろしくお願いします。

 

※監督・ゲストによる登壇トークも開催します。登壇者情報は、随時公式HP・SNSで更新いたします。

 

SHINPA恒例企画、第1部イベント冒頭で客席からつのったテーマをランダムでセレクトし、イベント終了までに短編映画を完成させる即興映画 制作企画『KCP(ケーシーピー)』は、今回二宮健が自ら参戦。イベント初日の4/23(火)にテーマを決め、イベント期間中の10日間で新作短編の撮影を決行！初日には、客席から公募キャストもつのり、選出された方には実際に作品に出演していただきます！

連日イベントに登壇するスケジュールを縫いながら、果たして無事新作は完成するのだろうか!?