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bloodthirsty butchersや山口冨士夫などの映像作品を手掛けてきた川口潤が「浪速のジョー」ことボクサー・辰吉丈一郎のトレイラー映像を制作

2017.08.02

C Yosuke Torii.jpg『BOREDOMS / 77 BOADRUM』、『bloodthirsty butchers / kocorono』、『山口冨士夫 / 皆殺しのバラード』、『オールディックフォギー / 歯車にまどわされて』といった優れた音楽ドキュメンタリー映画や数々の名MVを手がけてきた川口潤監督が、THA BLUE HERBの音源に乗せてボクサー・辰吉丈一郎の映像を手掛けた(映像はこちらからご覧ください)。

これは辰吉丈一郎の情報を発信するWEBサイト制作の資金を募るクラウドファンディングのトレイラー映像で、ファンディングのサイトとオフィシャルFacebookページからショート版が、ファンディング支援者には特典としてロング版がプレビューできる仕組みとなっている。

ファンディングサイトのメインビジュアルを担当している鳥居洋介(イギリス在住の日本のサイケロックバンド、BO NINGENの写真集等を手がける写真家)に誘われてプロジェクトに参加した川口はこう語る。

「辰吉さんは僕ら世代のカリスマ。阪本順治監督の映画も見ていたし、現役で活動されていることは知っていました。今回初めてトレーニングの姿を撮影していて、頭にふとブルーハーブの音楽が流れてきたんです」

そう思い立ちTHA BLUE HERBに直接事情を説明、あえてラップの入っていないバックトラック音源を使いたいと意図を伝えるとメンバーは即快諾。通常は決して外に出さないトラックオンリーの音源を提供し、今回のコラボレーションが実現した。

「頭にあるイメージだけで音源を選んだら偶然そのタイトルの2曲でした」という川口が映像で使用したのは、THA BLUE HERBが2012年に発売した4thアルバム『TOTAL』に収録されている「WE CAN…」と「MY LOVE TOWNS」(ロングバージョンのみで使用)の2曲。
諦めることなく地元でトレーニングを続ける辰吉選手の姿が、リリックの代わりにストーリーを物語る映像作品として仕上がっている。

なお、辰吉丈一郎に関する情報は、こちらのファンディングサイトに詳しく記載されている(ファンド期限は10月31日まで)。

※辰吉の「吉」の字は上のつくりの下の線が長く、丈一郎の「丈」の字は右上に「、」があるのが正式な表記です。
※メイン画像データ:©Yosuke Torii

Live Info.

山口冨士夫 生誕68年記念  映画『皆殺しのバラード』特別上映会
2017年8月10日(木)高円寺ShowBoat
【撮影・編集・監督】川口潤 & スペシャルライブ開催!
◆DIAMONDS​
◆fujioトリビュートバンド
開場19:00 / 開演19:30
前売¥2,000 / 当日¥2,300(共にドリンク代別)

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