“SAPPORO CITY HARD CORE”の雄、SLANGが前作『Glory Outshines Doom』より約2年ぶりとなる7枚目のニュー・アルバム『Devastation in the void』を完成させた。
腐った権力や欺瞞を徹底して糾弾するKOのボーカル・スタイルは今作でも健在。それに加え、今作ではサウンド面での進化が最大の特徴となっており、怒り、悲しみ、すべての感情が強靭かつ凶暴な音の塊となって響いている。
前作のリリース以降、AIR JAM2012、COMIN' KOBE、京都大作戦といった大型フェスに出演するなど、ハードコアの可能性を感じさせる見事な快進撃を見せてくれた彼ら。
結成26年目で完全に確立されたかに見えるそのスタイルやサウンドに、決して満足することなく更なる高みを目指すその姿は、現在進行形のバンドとして存在し続けている理由そのもの。
息が短いハードコア・バンドが多いなか、四半世紀にも渡り“SAPPORO CITY HARD CORE”を掲げ、背負ってきた証をその耳で確かめてほしい。
●SLANG プロフィール
現メンバーは、KO（Vo）、KIYO（Gu）、SAKUMA（Ba）、KO-HEY（Dr）。
1988年札幌にて結成。これまでに6枚のアルバムをアメリカやヨーロッパといった世界各国で発売。錚々たる海外バンドのツアー・サポートを行なうなど、骨太なサウンドを世界的に響かせている日本のHCバンドの代表格である。
中心人物のKOは札幌のライブハウス「KLUB COUNTER ACTION」、レーベル「STRAIGHT UP RECORDS」の創立者でもあり、今年度より「PIZZA OF DEATH」内に「IN MY BLOOD RECORDINGS」を新たに立ち上げ、札幌で勢いのあるバンドを中心にリリースしたりと、結成から25年以上経った今も更に加速した活動を見せている。
商品情報
SLANG
Devastation in the void
PIZZA OF DEATH PZCA-65
価格：未定
2014年8月6日発売
