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ハイスイノナサ、バンド史上初のシングルは実験的かつ挑戦的な野心作

2013.04.12

haisui_doubutsu_a.jpg 昨年発表された初のフルアルバム『動物の身体』からのリードトラック『地下鉄の動態』のミュージックビデオ(director:大西景太)が、第16回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門で新人賞を獲得。今年に入ってからは中心人物の照井順政がPeople In The Box のツアーでサポートギタリストを務めるなど、バンドを取り巻く状況がさらなる広がりを見せる中、初のシングル『reflection』が完成した!

「『動物の身体』がある意味総括的な内容であったということもあり、実験的な要素を含んだ挑戦的な内容にしたいと思って作りました。音楽というよりも、音を用いてひとつの現象を作り出すというような試みを、いかにポピュラー音楽の枠組みに落とし込むかというような挑戦になりました」(照井順政/ Gt)

 照井の言葉通り、本作にはバンド初の試みが多数盛り込まれている。1曲目の『mirror』と2曲目の『reflection』は対になっていて、流麗なストリングスをフィーチャーしつつ、ミニマルかつドープに仕上げた『mirror』に対し、『reflection』は『mirror』をエディットし、生演奏や電子音を重ねて完成されたもの。しかも、『reflection』の途中までは、彼らの曲の顔であるはずの鎌野 愛のボーカルが一切出てこないという大胆さ。情報社会の中での人間の精神と身体の変容、それらと都市の風景との関係性という、彼らが一貫して追い求めているテーマが、本作ではこの2曲の対比によって描かれているのだ。ドラムの中村圭佑が作曲し、照井淳政のベースリフが先導する「動」の曲調が、他の2曲とは異なる魅力をアピールしている3曲目の『in motion』も含め、全編が聴き所の強力盤である。
 8月30日には大西景太とのコラボレーションによるワンマンライブが、渋谷WWWで開催されることも決定。精巧な建築物を見ているかのような独自の世界観はそのままに、「バンド」という概念すら飛び越えて、より先鋭的に進化を遂げた最新型のハイスイノナサ。ぜひご堪能あれ。

商品情報

1st single「reflection」

ZNR-128 / 1,050yen(tax in)
6.12 IN STORES

amazon

1.mirror
2.reflection
3.in motion

Live Info.

ハイスイノナサ ワンマンライブ
「reflection」
8/30(金)渋谷WWW
ハイスイノナサ×大西景太

open 18:45 / start19:30
adv 3,000

【第一弾オフィシャルHP先行受付】
受付期間:4/13(土)10:00〜4/27(土)23:59
受付URL:http://eplus.jp/haisuinonasa-hp/
※受付期間内に、受付URLへアクセスし、エントリーを行ってください。
※お申込みにはe+(イープラス)の会員登録(無料)が必要です。
[チケット一般発売日]6/15(土)
e+
ローソンチケット[Lコード:76077]

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