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トップニュース竹田団吾衣裳作品展2012/ L.E.D.【東京展】が本日より紀伊國屋画廊で開催。今回のテーマは「DARK&SHINE」。

竹田団吾衣裳作品展2012/ L.E.D.【東京展】が本日より紀伊國屋画廊で開催。今回のテーマは「DARK&SHINE」。

2012.02.23

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 昨年、東京・新宿で開催され大反響を得た、衣装デザイナー竹田団吾の作品展が、今年は福岡、大阪、東京の3会場という大規模で開催されている。福岡、大阪に続き、本日から始まった東京会場は、昨年同様、演劇人・竹田にとって思い入れの深い場所でもある「紀伊國屋画廊」。

 竹田団吾は1981 年から「劇団☆新感線」で活動を始め、「スサノオ〜神の剣の物語」「阿修羅城の瞳」「SHIROH」など多くの舞台で衣装を担当。レザーやラバー、プラスチックから金属まであらゆる素材を自在に使い、衣装という作品に昇華するその独特のデザインは、演劇のみならず映画やテレビの現場からもオファーが多く、「オタク系コスチューム・デザイナー第一人者」とも呼ばれている。

 本日より始まった東京会場での展示のタイトルは「DARK&SHINE」となっており、映画「劇場版仮面ライダーオーズWONDERFUL 将軍と21のコアメダル」や舞台「髑髏城の七人」(劇団☆新感線)など最近の作品を中心に、光と影のコントラストの強い展示を目指しているという。

 また、昨年の展示会に合わせて刊行された「竹田団吾衣裳作品集 TAKEDA DANGO : MASTER OF FANTASTIC COSTUME」に続き、今回の展示は「TAKEDA DANGO:L.E.D.Archive」という作品集として刊行されるそうだ。

 竹田が生まれ育った町「福岡」、育った町「大阪」、現在活動する町「東京」、今回の3都市を巡る展示会は、デザイナー竹田団吾の原点から現在までの壮大な歴史を俯瞰する絶好の機会だ。劇団☆新感線ファンや特撮ファンに限らず、デザイン一般に興味のある多くの人に来場して欲しいと思う。なお、入場料は無料。

 

竹田団吾衣裳作品展2012/ L.E.D.【東京展】「DARK&SHINE」

■会場:紀伊國屋画廊
〒163-8636 東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊國屋書店新宿本店4 階
(Tel:03-3354-0141)
http://www.kinokuniya.co.jp
■会期:2012 年2 月23 日(木曜日)〜3 月5 日(月曜日)
10:00〜18:30 (最終日18:00 まで)
■入場料:無料

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商品情報

竹田団吾衣裳作品集

衣装:竹田団吾/写真:野波 浩
発行:株式会社エディシオン・トレヴィル
発売:株式会社河出書房新社
定価:3,990円(税込)/発売中

amazon

写真家・野波 浩と衣装デザイナー・竹田団吾とのコラボレーション作品を中心に構成。さらに豊富な資料・メイキングを交えた竹田団吾30年の活動記録および舞台、映像、音楽等各界クリエーターから寄せられた多数のオマージュを収録。

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