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INTERVIEW

トップインタビューニューロティカ×THE BOHEMIANS - 水曜の夜をブチアゲる、ニューロティカのツーマン企画が復活!! 『ビッグ・ウェンズデー2025』第1弾は、THE BOHEMIANSとのパーティー対決!

水曜の夜をブチアゲる、ニューロティカのツーマン企画が復活!! 『ビッグ・ウェンズデー2025』第1弾は、THE BOHEMIANSとのパーティー対決!

2025.07.04

ひと手間ってすごく大事。探って探ってたどり着いた情報は忘れない(RYO)

──THE BOHEMIANSって、年齢のわりに古いロックに精通してるというイメージがあるのですが?

りょう:60~70年代のロックは好きで、やってることもそっち寄りかもしれないですけど。THE BAWDIESとか志磨(遼平)さんとか、そういう人たちが出てきた時代でもあるんですが。洋楽も邦楽もひと通り聴くし、好きですね。

アツシ:僕は外国のバンド全然分かんないですけど……ムッシュかまやつさんとも一緒にやってたよね? GSは時代も違うし通ってないけど、聴きやすくて好きなんです。

──古いロックに興味を持っていったのって、きっかけがあったんですか?

平田:10代の頃、THE HIGH-LOWSがすごい好きで。その後にはThe Libertinesが流行ったり、ロックンロール・リバイバルで古めのロックが普通に流行ってた感じがあったので。そこから自然とTHE BEATLESとか聴いてみたいな感じでした。

──今みたいにサブスクもなかったから、古いロックを聴くにもひと手間かかった時代ですよね。

りょう:そうですね。ヒロトさんやマーシーさんが古いロックをディグって、レコードを紹介するようなのもあって。そういうのに憧れて、自分でも調べたり。あと、僕らが学生の頃にYouTubeとか出てきたんで。YouTubeを観まくったりもして。

RYO:ひと手間ってすごい大事ですよね。ググってすぐに出てきちゃったら、「ふ~ん」くらいで終わっちゃう感じがあるけど。欲しい情報を探って探って、「あそこにある」とか足を使ってたどり着いたものって忘れないですからね。

りょう:基本的に音楽って、“店に行って買って聴くもの”ですよね。

RYO:だから、それを知らない世代は可哀想だなって。本人たちは可哀想だと思ってないですけど、俺はもったいないなと思っちゃいますよね。あっちゃんがデビューした頃は、情報もあまり入ってこなくて、噂で聞くみたいな感じですよね? 仙台に住んでた頃とかは、「なんとかっていうカッコいいバンドが来るらしい」って噂で聞いてライブ行ったり。

──ロティカは雑誌で取り上げられて、急にライブハウスがパンパンになったみたいな経験はやったんですか?

アツシ:ない! ウチはなんとなくっていうか、じわじわ増えていった感じだったかかな。

りょう:なんとなく人気が出てきたとか、売れてきたって感覚はあったんですね。

アツシ:それはありますね。大人が絡んできて、無謀なこというんですよ。「ロフト3日間やってみろ」とか。そこでロフトの店長とか、助言してくれる人もいて。自分たちだけでやってたら、そんなことやらなかったなと思うし。メジャーに行く時も、僕はメジャーが好きじゃなかったから、「嫌だな」って一人で思ってたんですけど。事務所があって、メンバー+社長とスタッフ2人いたんで、社長に「みんなの生活をみるには、メジャー行ってお金稼がなきゃダメだ」って言われて渋々行ったんだけど。メジャーで全国にプロモーションしてくれたから人気も出たし、その頃に関わってくれた人は今でもライブに来てくれて。今は時代が違うかもしれないけど、もしもインディーズで自分たちだけでやってたら? って考えると行って良かったなって、あとあと思いましたね。

RYO:意外といい話だった(笑)。

──そういった仕組みの部分とかって、世代の違いって感じます?

りょう:どうなんだろう? でも、いわゆるバンドブームの時期の先輩ってことで。いま僕らがお世話になってる(山中)さわおさんからは、「お前らの世代は可哀想だよな」ってボソッと言われることはあって。どういうニュアンスか分からないんですけど。

アツシ:視聴者にコンテンツがいっぱいあるってことじゃないですかね?

──ああ、選択肢が多すぎて、選ばれることや見つけてもらうことも大変というか。

アツシ:昔はバンドも少なかったから。だからバンドブームも起きたんだと思うけど。

──その頃も可愛そうっちゃ、可哀想ですよね。まだ仕組みがしっかりしてないから、いっぱいCD売ってもちゃんと印税が支払われなかったり。

アツシ:そう、みんな事務所の社長が持ってっちゃうんだよ。おたくの社長(バッドミュージック・門池社長)もそうなんじゃないですか?(笑) 俺、門池さんから、「あっちゃん、見た目は大事だよ」って、毛生え薬教えてもらったんだから。

──しょうもないエピソードですね(笑)。

りょう:あはは。門池さん、優しくしてくれますよ。

アツシ:優しいよね。門池さんによろしく言っといてください。あと、さわおさんにも。the pillowsは沖縄でライブをやった日に、ライブをやってて。挨拶しようと思ってCD持って行ったら、沖縄のイベンターさんに「差し入れですか?」って怪しまれちゃって、楽屋に入れてもらえなくて。面白いからいいやと思ってたら、その話を聞いた(佐藤)シンイチロウから、「ごめんごめん!」って謝られた(笑)。

りょう:さわおさんも誘ったら、『ビッグ・ウェンズデー』出てくれるんじゃないですか? 分かんないですけど(笑)。

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LIVE INFOライブ情報

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新宿LOFT×ニューロティカ企画『ビッグ・ウェンズデー 2025』
2025年7月16日(水)新宿LOFT
開場18:45 / 開演19:30 
前売¥5,500(ドリンク代別)
▼チケットはイープラスにて7月15日(火)18:00まで発売
問い合わせ:新宿LOFT 03-5272-0382
 

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新宿LOFT×ニューロティカ企画『ビッグ・ウェンズデー 2025』
2025年8月20日(水)新宿LOFT
OPEN 18:45 / START 19:30 
前売5,500円+Drink
ニューロティカFC先行:6月29日(日)21:00から7月9日(水)23:59まで 
一般販売:7月13日(日)10:00〜
問い合わせ:新宿LOFT 03-5272-0382
 
2025年9月17日(水)新宿LOFT
OPEN 18:45 / START 19:30
前売5,500円+Drink
ニューロティカFC先行:6月29日(日)21:00から7月9日(水)23:59まで
一般販売:7月13日(日)10:00〜
問い合わせ:新宿LOFT 03-5272-0382
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