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INTERVIEW

トップインタビュー【新宿LOFT歌舞伎町移転25周年記念インタビュー】のび太×山岡トモタケ - WHITE ASHの解散以来、7年ぶりの邂逅! 二度と会うことはないと考えていたのび太と山さんが新宿LOFTのステージに並び立つ胸の内を語る

WHITE ASHの解散以来、7年ぶりの邂逅! 二度と会うことはないと考えていたのび太と山さんが新宿LOFTのステージに並び立つ胸の内を語る

2024.05.01

“山さんは全然変わってない”(のび太) “お互い様だよ”(山さん)

──WHITE ASHが解散して、お互いがやっている音楽をどう感じてました?

山さん:WHITE ASHのときは日本語もありつつ英語だったり、のび太語っていうのが多かったけど、THE LITTLE BLACKは日本語メインで、新しいなと。

のび太:THE LITTLE BLACKに関しては日本語詞っていうのが基本スタイルで。

山さん:のび太がイメージしてる音楽が3ピースだとこうなるのか、っていうのもカッコ良いなって、わりとちゃんとチェックしてました(笑)。

のび太:俺も(山さんの音楽を)ちゃんとチェックしてて、音楽性で言うとジャンルが全然違うから、WHITE ASHを聴いてた子は山さんの音楽にビックリすんじゃないの? っていうのが第一印象。

山さん:それはねー、マジでそうだよ。

のび太:洋食屋さんから急にお蕎麦屋さんになった、みたいな(一同笑)。

山さん:だって、もともとが歌ってない(笑)し、曲も作ってないんだから。WHITE ASHのときは僕のギターリフから出来上がった曲はあっても、曲も歌詞も書いてるのはのび太だったし。ゼロからのスタートで、弾き語りってどういうものなんだろう? って手探りで。それで“弾き語りだから自分の人間性が出れば良い”って思って、そうなると地元の福島だったり東日本大震災のこととかをイメージしたら曲とか歌詞が生まれるんじゃないかなと思って作り始めたところがあって。作り始めはわりとしっとりしたバラードが多くて、そこから少しずつWHITE ASH時代のリズムを意識した曲とか、好きなリズムとかで作れるようになっていって、純粋に今のジャンルになった(笑)っていう感じ。だからギターリフから曲を作るってこともほぼないし。WHITE ASHの曲は今聴いてもメッチャカッコ良いなって思うけど、僕はあれ、絶対に歌えない(笑)。のび太しか歌えないよ。だからああいうジャンルをやろうとは、自分では思わない。

のび太:今まで曲や歌詞を書いてこなかった場合、まず1曲作り上げることってメチャクチャ難しかったと思う。でも、(今は)曲がポンポン出来上がるっていうことはやっぱり、曲を作る人だった、ってことだよね。

山さん:WHITE ASH時代に“シンプルかつカッコ良い”っていうテーマでバンドをやってたじゃん? 変な言い方をするとテクニカルなことってどうでも良いと言うか、ステージでワーって弾くよりかは、生み出したもので評価されるのが好きだったのかな、っていうのはあって。1曲出来るまでにチョー時間がかかって大変だった(笑)けど、技術的なところよりは、自分で生み出して表現するっていうのが得意なのかなというのは最近、気がついたことかなぁ。

のび太:歌詞が先なの? さっき、“人間性”って言ってたことからすると、曲で伝えたいことが曲の核になる部分、だとしたら多分、詞から書いてるのかなぁ? って。

山さん:そう、詞が先。

のび太:俺は完全に曲先行で。思いついたメロディに合う言葉をはめ込んでいく、みたいな感じだから、どっちかと言うと出来上がってから“この曲は何となくこういう雰囲気の曲だな”って出来上がるんで。そういう意味で、曲のテイストから作り方から、全然違うなぁって。

山さん:のび太と似てるところで言うと、前に何かのインタビューで“(のび太が曲を)風呂で思いつく”って言ってたじゃん? それは僕もあって。言葉の流れとメロディが吸い付いてるものが風呂場で思いつく瞬間があって、体がびしょびしょのままボイスメモを録る(笑)。メロディも一緒に浮かぶこともあるから、それもできるようになりたいなぁ…もうちょっと、メロディが自由な曲。歌詞に縛られてるところがあると思うし、バンドでやるならもう少しメロディに寄せてテーマを埋め込むほうが、ね。のび太は初期から、メロディに言葉を埋め込むのが上手で。

のび太:俺は歌詞を書くとき、基本はパズルゲーム。メロディに対してピタッとハマる気持ちいい言葉が見つかるのを探してる感じでちょっとずつハマっていくと何となく、こういうストーリーとか流れの歌詞になるのかなぁ、って。だから山さんみたいに詞を先に作れるっていうのはすごいなぁって思う。メッセージなんか何もないから(笑)。

山さん:“メッセージが何もない”っていうのはWHITE ASHのときから言ってたからね。メッセージよりは感覚・音を、楽しんで欲しいっていう。

のび太:音の気持ち良さに全振りしてたからね(笑)。小さい頃から洋楽が好きで聴いてたけど何を言ってるか分かんない。けど、カッコ良いなって。何言ってるか分かんなくても“カッコ良い”っていう、この感覚自体は絶対にあるよなぁ、って思ってて。

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──曲作りのお話が止まりませんが、会話を通して“変わったな”とお互いに感じるところはあったりしますか?

のび太:山さんは、全然変わってないっすね。見た感じも変わんない。

山さん:お互い様だよ(笑)。

のび太:掲載される写真もタイムスリップ感があるよね、WHITE ASHでインタビューされてるときの写真を織り交ぜたら、“どれが最新の2人でしょう?”ってクイズ出してもわかりづらいかも(一同笑)。

山さん:のび太も本当に、ずっとこのまんまだなぁって思った。最初に、久しぶりにご飯に行った話をしたけど、好きな音楽を紹介し合う、みたいな話も大学当時から全然変わってない感じだもんね。いろいろあったけど土台は変わってないんだなぁ、って逆に安心した感がありますね。

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LIVE INFOライブ情報

2024.5.19_LOFT_ver2_LOW.jpg

新宿LOFT歌舞伎町移転25周年記念
『DREAM MATCH 2024』
【出演】山岡トモタケ&FLAMINGS / のび山(のび太&山岡トモタケ)
【出店】スナック彩
【日程・会場】2024年5月19日(日)新宿LOFT
【時間】開場 17:00 / 開演 18:00
【チケット】前売¥3,500 / 当日¥4,000(共にドリンク代別¥600)
Live Pocketと出演者の手売りでチケット発売中
*入場順:各出演者、手売りチケット→Live Pocket
【問い合わせ】新宿LOFT 03-5272-0382
 
【のび太よりコメント】
ども、のび太です。
今回THE LITTLE BLACKでの出演ができなくなってしまってごめんなさい。
とはいえ、LOFTの周年をお祝いしたい気持ちに変わりはないので、俺と彩さんでイベントには参加させていただきます!
いろいろあるとは思いますが、「こんなこともあるんだねぇ」と、当日みんなとしみじみ感じたいです。
 
【山さんよりコメント】
「まさか、こんな日が来るとは。」
という気持ちです。
 
WHITE ASH解散してから
THE LITTLE BLACKと対バンする事が一つの目標でもあったので、この解散は本当に残念です。
何より楽しみにしてくれた皆さん、大変申し訳ありません。
 
こういった状況ではありますが、
すでに多くの方にご予約頂いている事、そして、のび太も彩さんも新宿LOFT25周年をお祝いしたいと言ってくれている事を踏まえて、急遽内容を変更して行いたいと思います。
 
一夜限りかもしれませんが、
のび太と山さんで「のび山」でステージに立ちます。
のび山と、山岡トモタケ&FLAMINGSとのDREAM MATCHです。
 
そして
スナック彩で新宿LOFT25周年を一緒に
盛大にお祝いしてもらえたら幸いです。
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