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トップインタビューPARIS on the City! - ジャンルを超えて"良いものは良い"がコンセプトの主催イベント『春のパリまつり!』を新宿LOFTのホール&バーで開催!

ジャンルを超えて“良いものは良い”がコンセプトの主催イベント『春のパリまつり!』を新宿LOFTのホール&バーで開催!

2024.04.03

 新年度がスタートしいよいよ春本番、4人組バンド・PARIS on the City!も大きく一歩を踏み出す。新ベーシスト加入の発表があり、新体制のバンドお披露目を兼ねるかの如く彼らが毎年開催している『パリまつり!』は今年、『春のパリまつり!2024』と題して前回と同じく新宿LOFTのホール&バーを使った往来型イベントとして4月6日(土)に開催。さらに新メンバーと共に音源制作に取り掛かっているお話も...! 明神ナオ(Vo & Gt)と小林ファンキ風格(Gt)が語ったことは、現時点で伝えられる彼らの活動すべてが詰まっていると思う。パリで開催されるオリンピックイヤーの今年、PARIS on the City!も沸騰する!(Interview:高橋ちえ)

『新宿LOFTの年末大感謝祭』でのライブ後、新メンバー加入が決まった

──早速ですが、前回・昨年の『パリまつり!』は初めて新宿LOFTでの開催でした。そのときはいかがでした?

明神:新宿LOFTのホール&バー、2つのステージをお客さんがスムーズに行き来できているのを見て、お客さんも飽きずに1日中楽しめたようだったのが一番良かったなと思ってます。自分たちも本当に楽しくやれましたし、続けてきて良かったなと思えましたね。まだまだこのイベントは大きくしていきたいし、アーティストもさらに巻き込んでいきたいと思っているので。

小林:出演バンドを誘うにあたって“新宿LOFTでやります”と言うと“ロフトでライブができるのは嬉しい”というミュージシャンの声が多かったのが、印象として強いですね。歴史のある会場で『パリまつり!』がやれるというのはすごく大きいことだなと思いましたね。

──PARIS on the City!としてのライブは、振り返ってどうでしたか?

明神:ベーシストがこの日で脱退するのでいろんな気持ちがある中でのライブだったんですけど、キーボード(川口ケイ/サポート)も入れて、いつもとは違って華やかに曲のアレンジもできて。盛り上がれて終われたのは良かったなと思ってます。

小林:自分はリードギターとして、サウンド全体のバランスを見て音を埋めたりするのを考えるんですけど、ケイくんがそういう役割で弾いてくれることによってより自由にギターを弾けたところがあって。だからケイくんもメンバーになって欲しいところなんですけど(笑)。

明神:ね、本当にそう!

小林:昨日、スタジオでみんなで練習しながらそんな話もしてるんですけどね(笑)。第5のメンバーとして信頼してますし、今回も参加していただくので、楽しみにしてて欲しいです。

──もうすぐ開催となる『春のパリまつり!2024』も5人編成でのライブですか!

小林:そうですね。新メンバーでベースの(イマ・)イマイくんがいて、ケイくんが参加する形でのライブはこれが初なので、それもまたすごく楽しみですね。

──今お名前が出た、イマイさんのメンバー加入は3月に発表があったばかりですよね。イマイさんが加入された経緯を伺うと?

明神:もともとは僕が関西にいるとき、(別バンドで)対バンをしていて出逢ってるんですね。それから僕が上京してPARIS on the City!を組んで、アコースティックイベントを月に1回やってるんですけど、そのイベントに来てくれて。物販で挨拶されて(イマイが)東京にいるのが分かって。それから前のベースが辞めて、新ベーシスト募集をかけたときに最初に応募してきてくれたのが彼だったんです。

小林:もともと(明神と)知り合いというのは、たまたまではあって。

明神:聞いたら、お客さんとしてPARIS on the City!のライブも何回か見に来てくれていたようで。PARIS on the City!を好きでいてくれるというのが一番大きいなと思って、“メンバーとして一緒にやらないか”ということになりました。

小林:(イマイのことを)“何か見たことあるなぁ?”って最初、思ったんですよね。そしたらライブを見に来てくれてたイマイさんだったし、明神さんとも知り合いだったっていうことだったんですよね。

明神:イマイくんのことをメンバーに誘ったのは新宿LOFT近くのドーナツ屋さんだったよね(笑)。

小林:昨年末、『新宿LOFTの年末大感謝祭』でサポートとして弾いてもらって、ライブが終わった後に(加入の)話をしましたね。

──メンバーとして、一緒に音を鳴らした感じというのは?

小林:まずやっぱり、上手いですね。望んだ通りのベースを弾いてくれるし、一緒にやりやすいです。

明神:僕はもともと仲が良かったというのはあっても、やっぱりやりやすいですね。

小林:イマイさん曰く、僕がギタリストとして(PARIS on the City!以外で)参加しているアーティストも好きだからその演奏動画を投稿してるんですけど、それをよく見てくれていて、けっこう好きみたいで。ルーツが近いというところが大きいのと、彼もけっこうオタク気質で“自分の好きな音楽はどういう構造でできているのか?”と編曲の観点から研究していって、編曲や作曲をDTMを使ってやってみたりするベーシストだったので。ベースを弾くだけでなく曲全体を見るという意味では今、新曲を作っているところでもありますし、かなり助かってますね。

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──新生PARIS on the City!、アーティスト写真もイイ感じです!

明神:今後の方向性やテーマも出せた良いアー写になりました。ポップさもありながら、少し懐かしさもあるような雰囲気を表現しましたね。

小林:オレンジっぽくて一見、どこで撮ってるんだ? という謎めいた背景に、メンバーは各々が好きな、時代にとらわれない服を着る。背景が時代感を表すとすれば、その時代感にとらわれずに自分たちの好きなルーツをやっていきたい。時代に関係なく自分たちの好きなことをやりたい、古い音楽でも今それが好きならやりたいし、最新のものでもやりたいのであれば取り入れたい。それが裏テーマとしてあるアー写になっていますね。

明神:服に関しては“羽織りものを着よう”ということだけは決めてね、色とか他の打ち合わせはなく。そしたら(小林が)オレンジ色のジャケットを着るって話で、“オレンジは背景と被る!”って(笑)。

小林:あれは恥ずかしかったですね、PARIS on the City!でギターを弾くときはシュッとしたモードで行くぜ! って気合を入れてオレンジ色のジャケットを買ったんですけど、却下されちゃいましたね。何なら僕が率先してロケの場所も決めたはずなのに、背景がオレンジだったのをすっかり忘れてました(笑)。おっちょこちょいなんですよね。

──まさに新アー写で見る小林さんは“シュッと”しててクールなのかな? とイメージしてましたが、おっちょこちょいな面もある(笑)という。

小林:ちょっと自分の話になっちゃうんですけど、PARIS on the City!でギターを弾いてると楽しくなっちゃってニコニコしちゃうんですよ。でも、PARIS on the City!ではあくまでも明神が主役になって欲しいので、あまり目立ちたくないんですよね。だからシュッとしたモードで(笑)、アー写を撮ったんですよね。

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LIVE INFOライブ情報

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春のパリまつり!2024
【HALL STAGE】
【BAR STAGE】
【HALL DJ】DJ 臼山田洋オーケストラ
2024年4月6日(土)新宿LOFT
OPEN 14:30 / START 15:00
前売¥4,500 / 当日¥5,000(DRINK代別¥600)
チケットは、ライブ会場手売りチケット、Live pocketメール予約にて受付中
*入場順:ライブ会場手売りチケット>Live Pocket>メール予約
問い合わせ:新宿LOFT 03-5272-0382

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