やりたいと思ったことが全部できたEPですね
──改めてこの『つづく』、どうですか?
有明:傑作になったんじゃないかと思います。最初「このまま」だけしか決まっていなかったんで「『World』を越えれんのかな?」って不安がかなりあったんですけど、『World』とは違う系統でもう、越えた?(笑)
みうら:やりたいと思ったことが全部できたEPですね。
有明:ミックスでもめっちゃ遊べたんですよ。「Rainy day」とか「kadode」とか。それが結構楽しかったですね。
──2人でのレコーディングはどうでした?
みうら:サポートメンバーと一緒にやるんで、自分も演奏しながらやってくれるやつを聴くで、あんまり冷静な状態で聴けてないところがあって。今後課題だなって思ってたんですけど、今回は2人とも地元の横浜で出会った先輩方で、痒いところに手が届くっていうか。
有明:しかも、今回は「kadode」以外はライブでもベースを弾いてくれている奥田(一馬)さんで。だからライブのテンション感もすごい分かってくれるし、お兄ちゃん的な存在で、うちらがもぞもぞしてると仕切ってくれたんですよ。アレンジ面でも「こういう場面を変えたいんですけど」って言ったらパッてやってくれました。
みうら:散らかってるのをすごい片付けてくれた(笑)。
有明:だから、逆に頭数が増えたっていう(笑)。
僕は結構(新メンバー)入れたいなとは思うんですけど
──12月のライブのときに、ツアーの後のことは全然考えていないとおっしゃっていましたが、どうですか?
有明:考えてない(笑)。私個人は、ツアー終わって、好きな音楽作って好きなライブしよって思います(笑)。
みうら:2023年が走り抜けた年で、2024年で結果が出る年になったらいいなと思っています。まず、ツアーを成功させる。それ以降は何も決まってないです。
──今後メンバーが増える可能性はありますか?
有明:もう誰にも脱退してほしくないんで、今のところはまだ視野に入れてないですけど、運命的な出会いがあったらもしかしたらあるかな。
みうら:僕は結構入れたいなとは思うんですけど。でも、誰かが入るビジョンは見えてないですね。
──『つづく』のリリースと、ツアーに向けて一言ずつお願いします!
みうら:昔から知ってる人も「今が一番いい」って言ってくれる人が多いし、いいライブに見合うCDができたんで、「いつか」じゃなくてこのツアーに来てほしいです。
有明:レイラ史上最高のEPができました。このEPを手で持って届けに行くので、よかったらみなさん来てください。ライブもレイラ史上一番いいライブをして帰ります。2人になってもレイラは続きます!