12月26日は新宿LOFTでお会いしましょう!
──偶然にも野球という共通項で話が止まりませんが、続きは12月26日にお願いします。ということで、皆さんは『年末大感謝祭』が年内最後のライブでしょうか?
全員:そうですね。
▲当日のタイムテーブル(クリックすると拡大します)
──では最後に、2023年のライブ納めとなる『年末大感謝祭』への意気込みや来年の抱負等、お一人ずつ聞かせてください。
安宅:バンドとしては今年、久々にアルバムを出しまして(2nd『彼は紫陽花の行方』/11月リリース)ワンマンライブもある。それを経ての新宿LOFTでこのメンツなので、今年一番のライブができるはずだしそうしたい。というのと、年齢的にもペースを考え始めている面がありまして、できれば来年は、いちソングライターとしてはちゃんと自分が好きな曲を、僕が愛を持っている状態で世の中に出す。反響を問わず、もうちょっと自分と向き合って我儘にやるべきだとは思ってますね。daisanseiというバンドとしては、続いていくだろうけど変革がありそうな気がしていて。タロット占いをしたんですけど“180度変わる”って出たので何か起きるんだろうな、でもそうだとしてもそれを受け入れつつ続けていこうと思ってますね。来年の今頃はこの結果発表ができる(笑)と思っております。
池澤:Ezoshika Gourmet Clubはこの4年間、“年内最後のライブは絶対に良いライブができない”というジンクスがありまして(笑)。5年目の今年はそれを覆そうということで、この日は気合を入れて向かいたいですね。12月22日に下北沢ERAでワンマンライブがあって、そこで4曲入りのEP『YORU.E.P』を発売するんですけど、今年はフリーになってこれまでサポートしてもらっていたギタリストが加入して4人になって。今年は準備期間として来年は今年蓄えたものを出しつつ、より自分たちにしかない部分をもっと前面に分かりやすく、何だったらバンド名も変わっちゃうぐらいに押し出していきたいなと思ってます。
安宅:(今年リリースの)「おいッ!」っていう曲、あの曲をライブで見てからずーっと残ってる。
池澤:(ZOOM回線が途切れて)ヤバい、何言ってるか全然聞こえないです!
安宅:一番良いこと言ってるときに何でだよ、おい!!(一同笑)
池澤:ちゃんと聞こえなかったんで、続きは26日にお願いします(笑)。「おいッ!」は、今までの“楽しい方へ”みたいな曲から一転してトゲのあることをやってみよう、って自分たちの活動に対する不満とかを詰めた曲で。その思いは一番、エネルギーになるのかなって思ってます。
荒川:僕は2018年からSPRINGMANを3ピースバンドで始めて、2022年にソロプロジェクトになって。2023年は人生の中で一番、曲をリリースした年でした。事務所がお尻を叩いてくれたおかげで“こだわりと納期”というものを意識して、こだわりが勝てたときと納期に負けたときのどちらも感じた、そんな1年でした。また(考えが)いろいろと変わるかもしれないんですが、ライブ作りも音源作りにしても当たり前のことを当たり前にやって来て、振り返るといい子ちゃんでやってこれた感覚なんですけど、当たり前のことを当たり前にやるだけだと興味が薄れるものなんじゃないかな、と思ったんですよね。もともと反旗を翻して噛み付いたりするほうが性に合ってたのに、当たり前のことができる人に育つことを選んで…ないんだけど、反旗を翻すことを思い出して。ホールステージに立たせてもらえる意味みたいなのをさっき喋ったんですけど、まずは一旦、そこでちゃんとできるようにして。それからどうやったら、失礼を越して面白くできるかなというのを考える。生意気さを忘れないようにっていう気持ちで今は、26日のライブをやりたいなと思ってます。ミュージシャンになったからには、僕が生意気でなければ誰が生意気をやるんだって思ってますので。そうじゃないと俺が楽しくないし、俺が楽しくないと誰も楽しませられないのではないかと思ってるし、心から音楽って楽しいと思わせるためには自分も楽しんで正直にならなくてはと感じ出している今です。それが来年の課題にもなってくるだろうと思ってます。
──1組ごとにもっと突っ込んでいきたいお話でした。来年はそれぞれにインタビューできたらと思いましたし、まずは『年末大感謝祭』を楽しみにしていますね。
樋口:私もいろいろと聞かせてもらって、年末がとても楽しみになりました。あとはこの日に向けて私たちのほうでもしっかりと準備をしていきますね。体調などを崩さずに備えてもらえたらと思います。では当日、よろしくお願いします!
全員:よろしくお願いします!