ラブソングのセットリストで対決するライブに!?
──限定枚数で発売された10代割のチケットは即完したそうですし、トライセラはファーストアルバムの曲を中心に演るというのは…?
菊池:それ、メッチャ刺さりますよ! しっとり泣いてる人とかいるかもしれないし、俺が泣いてるかもしれないです(一同笑)。
和田:そうか、ピンと来た。ファーストの曲か! でもどのみち(セットリストは)ラブソングに絞ろっかなぁ〜。
菊池:僕らもほとんどラブソングなので、ラブソングという土俵で戦わせていただけるんですね!
和田:ちょっと上手くいってないラブソングね。
菊池:最高ですね! 自分の実体験しか書いてないので、僕らは上手くいってるラブソングがないので(笑)。
▲TRICERATOPS
和田:(セットリストで)バラードの割合ってどれぐらい?
菊池:時間にはよるんですけど、間に1〜2曲入れるぐらいです。
和田:じゃあ全曲バラードにしちゃおうかな? 結構、今までいっぱい作ってきたんで。
菊池:俺らも最強のバラードがあるんで、それで俺らの精一杯をぶつけに行きます!
和田:それとも逆にいっぱい喋ろうかな? バラード数曲だけやって、あとの時間はトークで掴む(笑)。だってまずこの2組のジェネレーションが違うでしょ、俺らがどういうふうに立ち向かうかだよね。若さではどうやったって勝てないわけだからさ。
菊池:僕らは逆に今、“これ”っていうのしかないんですよ。俺たち、っていう一個しかなくて、それで勝負するしかないんで。
和田:なるほど、じゃあ座ってアコースティックで勝負しようかな(笑)。もう全然違う世界を作って、MCでちょっとカッコつけて“皆は菊池くんの夢、知ってるかい?”とか喋ってさ(一同笑)。
──10代もいますが、トライセラと同世代や上の世代のお客様にも向き合ってライブをしなくちゃいけないわけですからね!
菊池:そうなんです、対バンが決まってから僕もそれをずーっと考えてます。僕たちの音楽を上の世代にも聴いてもらえるのでどんな表現をしたら良いかなぁって。真面目な話をすると、そのスキルが今の僕に必要だと思っていたので、今回はすごくありがたい場所をいただけたなと思ってます
和田:幅広い年代のお客さんになりそうだからね。菊池くん、こんなに喋れるんだし、いっぱい喋ったら良いんじゃない?
菊池:いや、MCするとカッコつけちゃったり、それこそ“金持ちになりたい”とか言っちゃうんで(一同笑)。今回はちゃんと音楽を届けに行きます!
和田:でも今回、対談があってこんなにいっぱい会話できたことで絶対に本番の、ライブの雰囲気は変わるよね。
菊池:そうですよね。何なら今、もうやりたいぐらいです!
和田:いや、それはちょっと無理! リハーサルさせて! ボロッカスにされて終わるから(一同笑)。ではでは当日、頑張ります!
菊池:こちらこそ、どうぞよろしくお願いします!