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INTERVIEW

トップインタビューニューロティカ×OLEDICKFOGGY - 新宿ロフト出演回数最多バンドによる渾身企画第8弾は、あっちゃんも「大ファンです」と公言するOLEDICKFOGGY!

新宿ロフト出演回数最多バンドによる渾身企画第8弾は、あっちゃんも「大ファンです」と公言するOLEDICKFOGGY!

2023.08.02

今年6月、20枚目(!)のオリジナルアルバムとなる『ピエロイズム』をリリース。10月29日(日)は昨年に続き、日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ『野音deロティカ ~THANK YOU ロックバカ~』を開催するニューロティカが、2023年1月から毎月第2水曜日に10カ月連続ツーマンシリーズ『Big Wednesday』をホームグラウンドである新宿ロフトで開催中。
第8弾のゲストは、あっちゃんも「大ファンです」と公言する、6人組ロックバンド、OLEDICKFOGGY。今年3月、5年ぶりのフルアルバムとなる『残夜の汀線 -ZANYA NO TEISEN-』を発売し、全国29カ所のリリースツアーを大成功! 勢いに乗りまくるOLEDICKFOGGYに、ニューロティカはどう対抗するのか!? 実は初のツーマンとなる、ありそうでなかったこの組み合わせ。ツーマンを目前に、中学の頃からニューロティカのファンだったというスージー(EG&AG&Cho)と、あっちゃんの両思い対談の実現です。(interview:フジジュン)

「ア・イ・キ・タ」弾いてもらったときは観に来ただけ!?(アツシ)

──新宿LOFT×ニューロティカPRESENTS『Big Wednesday』vol.8は、OLEDICKFOGGYを迎えてのツーマンライブです。

アツシ:イベントで一緒になることはあるけど、ツーマンは初めてだよね?

スージー:そうですね。名古屋でスリーマンはありましたけど、ツーマンは初めてです。

アツシ:オレはオールディックの大ファンなので。ロフトの店長に言って、オファーしてもらった感じでした。

スージー:お誘いいただいてありがたいです、僕もニューロティカのファンなので。中学生の頃から聴いてます。

アツシ:中学生のときから? 嬉しいな。オレは50歳過ぎてからのオールディックファンだけど(笑)。

スージー:1995年くらいかな? 中学のとき、音楽好きのお兄ちゃんから、カセットでニューロティカとラフィンノーズを聴かせてもらって。そこからファンになりました。

アツシ:直接会ったのは、まだジェームスがギターの頃。ジェームスが「スージーはニューロティカが大好きですよ」っていうから、アンコールで「ア・イ・キ・タ」を弾いてもらってね?

──その日は対バンだったんですか?

スージー:いや、観に行っただけです(笑)。

アツシ:あれ? 正月の仲野茂さん(亜無亜危異)のイベントじゃなかったっけ?(笑) いい迷惑ですよね、すんません。

スージー:いえいえ、楽しかったです。

アツシ:その頃、オレはもうオールディックのCDは聴いてて。ロックだけど、歌謡曲っぽくもあるし、昭和の匂いがして、すごいいいなと思ってて。去年1年間、藤屋のBGMはOLEDICKFOGGYとTURTLE ISLANDと、中島みゆきしかかかってないから。それくらい聴いてる! あ、野音の次の日だけファンがいっぱい来るから、良い人ぶって竹内まりやをかけてた(笑)。

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──あはは。スージーさんはあっちゃんと知り合って、直接お話するようになって、印象は変わりました?

スージー:やっぱり大先輩なんで、最初は怖いというか、緊張しましたけど。すごい気さくに話しかけてくれて、余計にファンになりましたし。ジェームスが入って、バンドの話も内側の話も聞いて、すごく面白いなと思いましたし。

アツシ:で、だんだん慣れてきて、オールディックの野音(2018年10月)の前の日には、「絶対来ますよね? 絶対来ますよね?」ってLINEが来て(笑)。もちろん行ったし、お酒が進む素晴らしいライブで。夕陽が落ちた頃が特に良かったね。

スージー:あの日、売店の酒が売り切れましたからね(笑)。

アツシ:いいね(笑)。みんなで美味しいお酒を飲んで、良い音楽を聴いてたって光景を覚えてますね。オールディックのああいう音楽は、なんて言ったらいいの? 海外の民謡みたいな、ああいうのすごい好きなんだよね。

スージー:ラスティックですか?

アツシ:ラスティックって言うんだ、勉強になったね。家に帰ってGoogleで調べないと(笑)。

スージー:ラスティック・ストンプってジャンルがあって、最初はそういう音楽をやってたんですけど。メンバーが変わっていくうちにだんだん変わってきたんですが。ボーカルがもともとハードコアとか好きで、そういうエッセンスも入れようってなったり。

アツシ:昭和歌謡も感じるのは俺だけかな?

スージー:昭和歌謡も好きなんですよ。

アツシ:やっぱり。凄いなオレ、ダテに39年もやってないな。

スージー:日本語の歌詞で歌うから、フォークの要素も取り入れたりしてます。

アツシ:オールディックの曲はハズレがないからね!

──世代も異なるバンドですが、ニューロティカとオールディックの共通点をあえて挙げるとしたら、軸にあるパンクの部分とライブバンドであるってところですかね?

スージー:そうですね、あとはお酒が好きなところとか(笑)。

アツシ:年間、何本くらいライブやってるの?

スージー:今年が80本くらいですかね? コロナ禍の最初の1年は配信含めて、10本くらいしかできませんでしたが。

アツシ:80本は凄いね、しかもワンマンが多いもんね。コロナが明けてすぐに、「オールディックのライブでみんな騒いでるよ。もう火が着いてるよ」っていう噂は聞いたよ。ウチのファンは年齢層が高いから……戻るまでちょっと時間がかかったけど(笑)。

スージー:でも、ニューロティカもコロナ禍のときもライブやってましたよね?

アツシ:できない時期はあったけど、配信を始めたのはウチが早かったと思う。しかし、オレたちも年間80本超えた年もあったけど、けっこう大変だったよ?

スージー:ほぼ毎週末ライブですね。嫁に白い目で見られてます。

アツシ:そうだよね……って、オレは嫁はいないけど(笑)。

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ニューロティカ
『ピエロイズム』

2023年6月2日(金)発売
NRRC-0026
全力価格:¥3,300(税込)
発売元:NR RECORDS

amazonで購入

【収録曲】
01. 全力男
02. アクションパンクロッカー
03. 背中のナンバー7
04. 藤屋ミュージアム
05. 涙腺グルグル(Album ver.)
06. 空っ風
07. 夏・心・39才
08. 賛美歌パンク
09. 翼なきもの達(After C ver.)
10. 西新宿の月
11. ロティカ 3つの誓い
12. ニンニクマン
13. やっちゃえ!(Album ver.)
14. 俺達は◯◯◯◯◯◯◯◯の子

OLEDICKFOGGY
『残夜の汀線 -ZANYA NO TEISEN-』

2023年3月15日(水)発売
PX375
価格:¥3,300(税込)
発売元:Diwphalanx Records

amazonで購入

【収録曲】
01. 消えて行く前に
02. 夜光虫
03. 満月とポイズン
04. 少し飲んで帰ろう
05. 仄灯 -HONOAKARI-
06. 残夜の汀線
07. ゆらゆら
08. さよならセニョリータ
09. また今日が終わる
10. エンドロール
11. デリバリーヘルスウィング

LIVE INFOライブ情報

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新宿LOFT × ニューロティカ PRESENTS 10ヶ月連続企画『Big Wednesday』vol.8
2023年8月9日(水)新宿LOFT
OPEN 18:45 / START 19:30
前売¥5,500 / 当日¥未定(DRINK代別¥600)
チケットはe+にて発売中
問い合わせ:LOFT 03-5272-0382

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