SHELTERを「ここが東京のホームです」と言えるのが嬉しい
──SHELTER以外では下北のどんな店へ行きます?
るみなす:三日月ロックとかKOGA MILK BARとか。
ごうけ:あと、近近とか。
みうら:僕はごえん よくへ行きます。
有明:ごえん はめっちゃ行くね。こないだはハハハへ行きましたね。ネクターハイが美味しかったです。
──どれも見事なまでに飲み屋ばかりですね(笑)。
有明:本当に。下北でランチとかはあまりないかも。したいけど起きられない(笑)。
ごうけ:私は下北でランチ、めっちゃ行きますよ。珉亭とか。
るみなす:珉亭をランチって言うんだ?(笑)
有明:珉亭はランチって言うより「珉亭に行く」じゃない?(笑)
ごうけ:(無視して)あと、一龍とか。
有明:確かに一龍は美味しい。昔、下北でバイトしてたときに一龍でよくランチしてました。
ごうけ:私、カフェが大好きで、tag cafeとかネグラとかも好きです。
みうら:(有明とごうけの)2人でもランチに行ってましたよね?
有明:ああ、一回行ったね。ハンバーガーのお店。
ごうけ:行ったよね。可愛い感じのお店。名前は忘れたけど(笑)。
──なちさんはどうですか、下北でランチとか。
なち:tag cafeはわりとよく行ってました。学校へ行ってたんで、バンドの用事の時間まで電源のあるカフェとして利用して。あと、豚汁屋さん(ごちとん)がめっちゃ好きだったんですけど、なくなっちゃったんですよね。
有明:今は焼売酒場(なかめ)になってるよね。
──下北沢という街を歌にするようなことは?
有明:書いたことはないような…あ、あるわ! 1曲だけ。下北で働いてたバイトをクビになって、下北沢というワードは入れてないけど、その経験を歌にしたことはあります。
なち:下北の歌は…あるかな? あー、下北から帰る電車の中でゲロが流れてきた曲は作ったことがあります(笑)。
有明:イヤな思い出だね。下北、嫌い?(笑)
なち:もしかしたら、これから下北のことを書いた曲ができるかもしれない。
──いっそのこと、SHELTERをテーマに曲を書いていただくとか。
るみなす:そういう時が来たらできるかもしれませんね。
有明:そうですね。今書きたい欲はないけど、うちらも一番出てるライブハウスなので。いつかSHELTERについて曲を書く日が来るんじゃないかとは思ってます。
──他のライブハウスと何が違うんでしょうね、SHELTERって。
有明:何だろう。居心地?
ごうけ:何なら住めるもんね。
るみなす:いやー、いくら好きでもそれは無理(笑)。
──“ライブ”ハウスじゃなく“ライフ”ハウスみたいな(笑)。SHELTERってソールドアウトになるとフロアは身動きが取れないし、ステージはほぼ見えないし、良くないところだらけだと思うんです。でも僕も自社店舗の中でずっとSHELTERが好きで、一番愛着があるんですよね。
有明:結局、SHELTERが居心地が良いのは義村さんがいるからじゃないですかね。
ごうけ:よしむらーめんに会いたくて、最後にSHELTERに寄るところはあるもんね。家に帰る前に。
有明:私たちの単なる思いつきをちゃんとしたツアーにしてくれたしね。
るみなす:めちゃくちゃ有難いですよ。胸を張って「ここが東京のホームです」と言えるのも嬉しいし。実家のような安心感がSHELTERにはあるんです。まあ、住めませんけど(笑)。
──下北沢SHELTERはレイラとサバシスターにとって第二の故郷と強引に言い切ってしまっても良いですか?
有明:全然いいですよ。実際、自分たちでもそう言ってますし。本来のホームはF.A.Dですけど、東京のホームは間違いなくSHELTERですから。