自分たちも安心できる環境の中で、伸び伸びやれるワンマンに
──このワンマンライブの見どころは何でしょう?
コヤマ:僕らって、ワンマンやるときはわりとそのときそのときでこういうワンマンにしようみたいなのを決めてやるんですよ。始めから終わりまでノーMCのワンマンがあったりとか、いろいろそのときによってもやりたいことがけっこう違ってるんですけど。でも今回はじゃいあんさんともともと見知った仲というか、本当に長い付き合いの人からのお誘いで、しかも誕生日のイベントで、Flowers Loftも今まで何回も出させてもらっている所なので、コンセプトだったりとかガチガチに決めた緊張感のあるライブっていうよりも、自分たちも安心できる環境の中で伸び伸びやれるワンマンなんじゃないかなと思ってて。選曲もほぼほぼ決まっている段階ですけど、自分たちの中で今年培ってきたものだったりとか、いわゆるライブでの今の自分たちの戦い方みたいなものを総決算するようなライブになると思っているので、今年観てくれた方もすごく楽しめるようなライブになるんじゃないかな。もちろん、初めて見る方は当然ですけど、いろんな方に楽しんでいただける場になるんじゃないかと思っています。
──チケットは100枚限定でソールド・アウトということなんですが、意気込みを聞いてみてもいいですか?
コヤマ:クリスマス当日、いわゆる一年の中でもけっこう大きなイベントのうちの一つじゃないですか。多分いろんな予定だったり自分の何かがある中で、Flowers Loftの自分たちのライブに行こうっていう、そういう選択をしてくれたこと自体がまず本当に嬉しいなと思います。この来てくれる100人の方々に今年のクリスマスここに来て本当によかったなって思えるような、そういうワンマンができるように全力で準備して当日を迎えるので、来る方は本当に楽しみにしてていただいて大丈夫です。当日はよろしくお願いします!
──そのライブが終わってすぐに年が明けますが、2023年の活動はどうなりそうですか?
コヤマ:今年のうちにライブをやりながら密かにいろいろ曲を作り溜めていたりとか、ライブ活動以外でもいろいろ水面下で動いてきたことがあったので、2023年になってからちょっとずつお話できることもいくつかあるかなと思うので、単純にそれを楽しみにしていていただきたいなと。あと、今年事務所とレーベルから離れて、一旦独立して自分たち主導で活動してきて、もちろん会社が付いていた頃はそこでしかできないことをやっていたので、それはそれで自分たちにとっては充実してたんですけど、でも今年は今年でや今自分たちにしかできないような活動の仕方だったりとか、バンドとしてはいい状態でやれているのかなという気はします。来年以降もまたいろんなライブで皆さんのところに顔を出せたら嬉しいなと思っているので、また引き続きライブも来ていただいて、その中でちょっといつになるかわからないですけどいいお知らせもできると思うので、その辺も楽しみにしていただけたら嬉しいなと思います。
──今年独立して自分たちでバンド運営されてみて、心境は変わりましたか?
コヤマ:バンド全体というよりはあくまで僕一人の話なんですけど、事務所とかレーベルと一緒になってやってたときっていうのはすごく大きな一つのチームで動いていたっていう感じで、自分もその中の一人である認識でやっていたんです。当然、多くの人が関わらないとできないことっていうのもたくさんあって、その中の自分に与えられた役割を全うしようと思って一生懸命やってたんですよね。今年の初めから一気に関わる人が少なくなって、基本メンバーとスタッフさんだけの状態で全てを決める状態になって、改めて自分自身が今何がやりたくて今どういうことが歌いたいのかというのを、大きなチームの一員としてじゃなく一人のミュージシャンとしてすごく真剣にもう一回原点に戻って、今自分が何がしたいのか考えられるようになったというか、それがこの体制になって一番良かったなと思っていますね。例えば、アニメとかドラマのタイアップに向けて曲を作ったりで忙しかった時期もあったんですけど、今そういうのは一旦置いといて、自分自身がやりたいと思っていること、本当の自分は何を望んでるのか? というのと正直に向き合いながらやれている感じがあるので、それがすごく良かったなと思います。
──新しい船出というか、これから自分がやりたいことができるのはすごくいい環境になったみたいですね。
コヤマ:はい。健全な環境だなと思います。
──大変なこともあるでしょうね。
コヤマ:そうですね。でも結局はどこに行ってもそれなりの大変さっていうのは絶対あると思うので、まぁ何とかなるだろうみたいな感じで。基本的にはいい音楽を作るっていう自分の使命をひたすら全うしようと思っています。
──応援してます! ありがとうございました!