ソングライターとしてものすごい曲を作るのが2023年の目標
──異種格闘技戦ですごく面白そうだなっていうのを感じてるんですけど、それぞれのお客さんにどういう気持ちで楽しんでもらいたいなと思っていますか?
緒方:今回はお笑い芸人の方に出てもらったりとか、バンドのthe satellitesや古舘くん、リフの惑星に関しても、そんなにものすごく共通項があるメンバーではないんですけど、それぞれの分野でものすごくエッジの立ってる人たちを呼んでいるんで、「こういう世界もあったのか」っていう出会いの場みたいな感じになると思ってるし、そういうところを楽しみにしてもらいたいなと思っています。今まで触れたことないところかもしれないけど、絶対感じるものはあるっていうようなメンツにはなってるかなと。
──私もすごく楽しみです。お笑い芸人さんを観る機会はあるんですけど、そんなにがっつり観たことないんで。
緒方:すごいっす。あの2組を呼べたことにびっくりしているんで。マジで面白いです。サツマカワRPGさんは「R-1グランプリ 2022」のファイナリストだし、ママタルトさんも「M-1グランプリ2022」の準決勝まで残ってたんで。
──楽しみだなー! 出演の順番は交互にバンド、お笑い、バンド、お笑いっていうのでまた面白いグルーヴが生まれそうですね。
緒方:そうですね。生まれるんじゃないかなと思います。マジ怒涛のイベントになるんじゃないかな。ギュッと濃縮されたすごく面白いイベントになるんじゃないかなと思っています。
──でもやっぱり主役はリフの惑星なわけで、その強豪たちの中の最後に出演するわけじゃないですか。どういう意気込みがありますか?
緒方:まずいろんな分野のすごい人たちがいる中で、やっぱり絶対負けたくないなっていう、音楽もお笑いも正直勝ち負けでやるもんじゃないっていうのはずっと思ってはいることなんですけど、勝ち負けではないけど負けたくはないな、絶対。そういう熱いライブだしこんなに豪華な人たちに集まってもらったからにはそれなりの覚悟っていうのも…うん、覚悟っていうか責任も発生してくるとは思うんで、そういうのに期待とかも含めて応えられるようなライブができればと思ってます。
──ワンマンを経ての3カ月間でバンドで得たものというか、最初“覚悟”っておっしゃっていましたけど、それがちょうど爆発できればいいですね。
緒方:そうですね。いいライブになるんじゃないかなと思っているし、しなきゃなと思います。
──リフの惑星は今年からFlowers Loftに出演してもらったり、私自身関わる機会がすごく増えたわけですけど、今年1年振り返っただけでもすごくライブのスタイルが変わったり、個々の意識も変わったりする瞬間を見ることができたので、挑戦的に動けた1年だったんじゃないかなと思うんですが、リフの惑星にとってこの1年はどうでしたか?
緒方:本当に怒涛怒涛の1年というか、コロナ禍でも活動をそんなに止めたわけじゃないんですけど、やっぱりどうしてもスローペースな活動になった中で、いろんなことの制限が少しずつなくなってきて、爆発的なスピードでいろんなことが起きていったなっていうのはすごく感じていて、でもいろんなことのスピードに振り落とされずに4人で何とか頑張ってこれた1年間なんじゃないかなってのは思ってます。まだ振り返る余裕とかそんなにはないんですけど、でもタイミングで振り返ったときに2022年はリフの惑星にとってすごく大事な1年だったんじゃないかなって思います。
──そんな怒涛の1年になったかと思うんですが、この2022年を超えて来年はさらに飛躍した年になるかと思うんですけど、何か挑戦していきたいことはありますか?
緒方:個人的にはすごく曲を作りたいなって思っていて、今回12月に新作をリリースさせてもらったんですけど、でも完全な新曲じゃなくてやっぱり今までのリテイクだったり、今年1年間ボーカリストとしてすごく充実したものはあったけど、やっぱりソングライターとしての自分っていう側面だと物足りない部分とかも悔しい部分とかもあったんで、そういうのを晴らせるような、すごいバンドになりたいっていうのと同時に、ものすごい曲を作りたいっていうのが自分の中の夢としても目標としてもあるんで、それが叶えられるような1年にできたらなと思ってます。
──曲作りも始めちゃってるということで、今年を経験して生まれた作品だから、また来年よりパワーアップした過去一番の曲ができちゃうんじゃないですか?
緒方:はい。思ってるんで。またすごいものができるんじゃないかなと自分で自分に期待して頑張ります!
──最後になりましたが、12月17日『Hello, my friend』に来ていただくお客様にぜひ一言お願いします。
緒方:来ていただいたら絶対後悔しないような、ものすごく刺激的で濃密な1日になると確信してるので、ぜひぜひ楽しみにしていてください!