下北沢でまだ誰の色も付いていないハコ
──フラワーズに出演したことがない人たちをCHABEさんが呼んでくださるので、感謝しています。
CHABE:何でフラワーズだったのかなー? とふと思ったんだけどね、まだ誰かの色が付いていないハコというか、歴史もまだできたばかりだし、コロナ禍でできてるからそんなにバーンとした活動もできてなさそうだし。LEARNERSも一回やらせてもらったり、LAUGHIN' NOSEさんとかもやっているから、動いてはいるんだけど、フラワーズだからこういう使い方したら面白いよねというのがまだある気がしていて、それの実験みたいなのと、月一のレギュラーでイベントをやっている人が少ない間に、「僕ここでやってまーす!」って旗を立てているみたいな感じを出したかったかな。
──だんだんCHABEさんカラーに染まっていってますね。
CHABE:僕が付き合いのあるライブハウスってもう歴史があるところとか、同じくLIVE HAUSEも新しくできたハコなんだけど、あそこはあそこでカラーを打ち出しているんで、なんとなくそこに参入していくよりは、下北沢の中で全然違うところにひとつ何かあったら、みんながよりいろんな所に行くんじゃないかなーと想像したんだよね。
──付き合いのあるライブハウスということで、LEARNERSは下北沢SHELTERで200回目のライブをされるじゃないですか。それについてもお聞きしたいです。
CHABE:ふとね、「あれ? そろそろ(ライブの)回数いってない?」ってなって、5月ぐらいに今までのライブを全部チェックしたの。一応全部記録は残っていて、一回それを間違えて捨てちゃったことがあって…。セットリストとか全部。で、それをもう一回修復するのを5月にやって、「あれ?」って数えていったら、名古屋のライブ(7月24日@名古屋 CLUB UPSET)で199回目だということが分かって。ちょうどSHELTERの方と「そろそろやりません?」と話していて、平日でもいいんで、どワンマンやりたいなと思って。ちょうど200回目なんで、誰も呼ばない、DJも呼ばず、とにかくワンマン。メンバー5人とゲストミュージシャンだけでやろうかなーと思っているところです。
──いいですねー。ずっと一緒にやってきた人たちと。楽しみですねー。
CHABE:SHELTERと新代田FEVERってLEARNERSにとっては特別で、やりやすいんだよねー。ハコに慣れているのかな。すごくやりやすい。
──Flowers Loftもやりやすいハコを目指します! あ、そうだ。8月はフード出店はあるんですか?
CHABE:あります! フードはね、「光の森」と、「SANDWICH CLUB」。
──「光の森」って、どこにお店あるんですか?
CHABE:下北沢の飲み屋さんで、すごくオーセンティックなお弁当を作ってくれて。幕の内みたいな。で、けっこう人気があって、1回目(3月24日『CHABE presents TWINKLIN’ SOMETHING Vol.1』)は売り切れてた。みんな楽しみにしてくれてる。
──本当にお祭りですねー。
CHABE:古着屋とかフリマとかできたらめっちゃ夏っぽくて面白いなと思ったんだけど。外にも出して。ちょっとさすがにコロナのこともあるし、まあ昼からやれるブッキングできるか分からなかったから、17時から時間をもらってるんだけど。時間早める? でもそれやると僕が持たないか。酒飲んじゃうから(笑)。
──CHABEさん、打ち上げはけっこう打ち上がっちゃうんですか?
CHABE:どうだろうね。DJにラウンジで音楽かけてもらってただ飲んでて、だんだん人が帰っていくっていう感じだから。なんやかんや23時過ぎまで飲んでるよね?
野口(Flowers Loft スタッフ):そうっすね。…まあフィーバーしてる日もありますけどね。
──(笑)8月、楽しみにしています! ありがとうございました。