継続は力なり
——ファンの方がもしかしたら、この話をきっかけに「王子と同じように生誕祭までに鍛えよう!」という同志もいるかもしれませんね!
山口:そうですね!(笑)読んでから生誕祭までの時期的にも丁度、ハマり始めて周りにも言いたくなるタイミングだと思いますね。ただ、僕の場合、周りの身近な芸人さん達に面倒くさがられちゃうことが多いんですよ。
——「ジム行きましょう!」とか、「(身体)見てください!」とか言っちゃってですか?(笑)
山口:…はい(苦笑)。「一緒にどう?」とか、「今日筋トレしてきたんだよ♪」とか、ね(笑)。一度、ナイチンゲールダンスの中野なかるてぃんが、「みんながみんな本当に興味あると思わないんで、そういう誘い方はよくないですよ!」って教えてくれたときがあって、勧める側は本当に良いとして勧めているけれど、みんなそれぞれいろんな価値観があるから良くなかったなって、気を付けようって勉強になりましたね!(笑)
——(笑)わたしだけかもしれないんですけど、ダイエットはもちろん、筋トレも全然続かなくて…継続するには!みたいな王子なりのポイントはありますか?
山口:それね! 後輩のはなしょーの山田しょうこにもよく言うんですけど、「頑張り度は5%でいいから続けなさい」って。みんな気張っちゃって、最初の2~3日間は”今日はお豆腐と野菜と、サラダチキンだけ!“とかってやっちゃうと本当に辛くて途中でやめちゃうと思うんですけど、本当にプロの方も減量は最初の2〜3か月って1日の食事の脂っぽいモノや炭水化物をちょっと減らす、1日200〜300カロリー減らす、間食をちょっと減らす、くらいなんですよ。食事を変えずに夜におにぎり1個分くらいを減らすくらいで良いんですよ。
——!!! そうなんですね。毎回、お昼と夜をプロテインみたいな飲み物に置き換えて、深夜に走ったりするのを3週間やってやめて、みたいなことをずっと繰り返していて本当に続かなかったんですよ(笑)。
山口:(笑)最初は”食べ過ぎない!“を意識してとりあえず2〜3か月。本当にちょびっとの積み重ねで良いんですよ!減量期間でもしっかり食べてはいるので、空腹でキツイとかはとくにないんですよね。僕自身、炭水化物めちゃくちゃ食べるけど、脂っぽいものは少し控えるくらいなんです。
——そうなんですね。すごく勉強になります。
山口:だた、女性の場合はコンディションもいろいろとあると思うから一概には言えないんですけどね。(笑)でも、実際どうですか?結構、嫌がる女の子も多いんですよ。
”格好良い“に興味を! bもっと格好付けていこう!
山口:女の子って顔から下のフォルムに関してどれだけ興味があります?
——(笑)人それぞれと言ってしまえば、それまでなんですが。
山口:うん。
——わたし個人的には安心感を求めてしまうので、だらしな体系の方が好きで…あまり興味ないんですよね。
山口:ほら! もうね、こういう女が日本の男をダメにするんだよ!!!
一同:(笑)
山口:やっぱり、日本にフィットネスが浸透しきらない理由ってこれなんですよ!日本の女性が男性のスタイルに対して鈍感過ぎるというか…。綺麗な女性ほど、ぽっちゃりしてたり、ルックスとかを気にしない人を好きだったりするんですよ。逆に格好付けてる男性が苦手なんですよ、日本の女性って。
——(笑)
山口:僕や奥原さんのこの年代の人たちって、格好良い男性に”格好良い“って言うのが恥ずかしいみたいに思ってません?
——内面込みで格好良い人には格好良いと思い、伝えますし、外見が整っている人は…格好良いよりも”怖い“の方が強いですね。何事も器用にこなして、上手くいってるような、そんな風に思ってしまうので。
山口:え〜!!! それじゃあ、今、僕のことも怖がってるってことですか?
——そうですね。なので、ある程度の距離感をずっと保ちインタビューさせて頂いておりますね!
一同:(爆笑)
山口:でも、そこなのよ。なんか、悔しくて!締まっててキレイな人が格好良いとされる世の中になって欲しいんだよね。みんな、太った人やぽっちゃりしてる人が好きとか、それかすっごく細身で、色白で、黒髪で…成田凌くんみたいな人が好きなんだろ?
——みたいですね(笑)。
山口:な? だろ!? おい!!!
一同:(笑)
山口:黒スキニーに白いシャツで、細身で丸眼鏡みたいな、ね? お笑いのファンの方もやっぱりそうで、イケイケな感じよりも真面目で、淡泊な、優しそうなコント師が好きなんですよ。わかる? 金髪とかってみんな嫌なのよ。お笑いファンの子って。多分(笑)。
——(笑)
山口:なんだか、どこにでもいそうなプレーンな芸人さんを好きなのよ。格好付けてない人が好きなのよ。…だから、一番人気ない。僕。本当に…。
一同:(爆笑)
——王子は全部を備えてますもんね。金髪で、王子衣装でキラキラしていて、鍛えてムキムキで…(笑)。
山口:(笑)もう、時代の逆をいってるからね! ただね、流れるプールの逆走って楽しいのと同じで、僕はずっとその回転に逆らっていきたいですね!