セッションは対バンの強み
団長:22日にご一緒する時に、『ひとりになることが怖かった』の曲が聴きたくてしょうがないです!
卓偉:あっ、じゃあやろっか?
団長:マジですか!?
卓偉:全然いいよ(笑)。
団長:やったー!!
一同:(笑)
卓偉:この日、その曲とは別に最後にセッションをやりましょうよ!
団長:マジっすか!? 死んじゃう…。ヤバっ!
卓偉:(笑)いやいや僕もね、先輩と対バンをやらせてもらう時にはいつもカバーを1曲やるんですよ。それで俺の曲をカバーしてくれた人っていうのは多分いなかったと思うから、NoGoDが最初で嬉しいですよ。
団長:やったー!! これはちゃんとセットリストとご相談させて頂いて(笑)。
卓偉:でも他のメンバーはそういうのは大丈夫なの?
団長:俺は今回の話が決まった時に、そういう話ができた時にはやりたいっていうのを先にメンバーに「お願い、お願い〜!!」って(笑)。
卓偉:(笑)じゃあ、やろうよ! こういうのが対バンの強みっていうかね。出てるアーティストが本当に一つになって、和気あいあいとやってるかどうかって、多分セッション曲だと思うんだよね。一つの曲で、みんなが寄ってたかって演奏し合う、歌い合うっていうのを絵づら的にもファンに見てもらえるのが、やっぱりいいと思うんだよね。是非、やりましょう。
団長:やった〜。嬉しい!
卓偉:そういうのをファンも絶対に求めてると思うしね。逆にNoGoDさんのお客さんに温かく受け入れてもらえればの話ですけどね(笑)。
団長:いやいやいや。俺はいろんなところで卓偉さんの名前を勝手に出してるんですよ。自分の人生の9枚とかって言ったら、絶対に卓偉さんのアルバムは入りますし。あと自分たちの周りのバンドマンに卓偉さんって、ものすごくリスペクトされてるんですよ。多分会う機会がないだけで。
卓偉:いやいやいや、とんでもないですよ。
団長:自分がどんなボーカリストが好きかって聞かれて、「卓偉さん」って答えると、ほとんどのボーカリストが、「俺も、俺も!」って。
卓偉:それさ、よく言われるんだけどさ、そんな奴に会ったことがないんだよね。団長さんくらいだよ。
団長:いるんですよ、めちゃくちゃいるんですよ! でもみんな表に出てこないんですよ。
一同:(笑)
団長:それこそシドの明希さん(Ba)も卓偉さんが大好きで、2人でカラオケに行くと、2時間ずっと卓偉さんの曲を歌い続けるっていうのとかをやりますもん。
一同:(笑)
卓偉:よろしくお伝えください(笑)。意外と会うことがなくて。いいって言ってくれる人のジャンルが幅広いかもしれないですね。ハードコアやパンクやヒップホップをやってる人から、自分を好きだとか言ってくれる人もいるし。ボーカリストじゃない人にも結構言われるんだよね。
団長:あっ、楽器隊の人が多いです。とにかく男人気がすごいですよね。
卓偉:有難い話ですよ、本当に。NoGoDは野郎ファンは結構多い?
団長:ワンマンとかだと、わりと男の方が。楽器の前でずっと見てるみたいなキッズの子とかもいますし、ヴィジュアル系が好きな男の子もいますし、なぜかMETALLICAのTシャツを着たおじさんとかもいますし。
卓偉:いいことだよね。それは、素晴らしいことじゃないですか。
団長:素晴らしいことです!
卓偉:音楽ジャンルとして、バンドのアンサンブルとして認めてるってことですよね。
団長:めちゃくちゃ嬉しいです! LOUDNESSとかのTシャツを着た人を見ると、うちのバンドのTシャツじゃないけど嬉しいなって思っちゃいますね(笑)。
卓偉:うちのドラムの安東祐介くんがLOUDNESSさん大好きだから、多分相当話が合うと思うよ。
団長:うわっ、楽しみだな〜(笑)。