9月25日に向けて
有紀:今回の2マンが発表されてから結構反響が多くて、「ついに2バンドでやるんですね」と言った喜びの声がとても多いです。そういうのが多くないですか?
景夕:多かったです。
有紀:なのでただ対バンして終わるっていうのももったいないのかなって。例えばテーマに乗っ取ったお互いの楽曲セレクトがあるとか、セッションみたいのをさせてもらえるのかとか、そういう「特別」があってもなと思ってるんですけど。
景夕:うちらとしては、セッションみたいのをやってみたいなっていうのがあるので、セッションをやりたいですね。
有紀:いいですね。じゃあセッションコーナー付きでやりましょう!
——私も楽しみです! では最後に9月25日公演に向けて、お互いのお客さんへ自分たちのライブのここを観てという注目ポイントを含めた意気込みをお願いします。
有紀:例えばですけど、パブリックイメージが多分どちらのバンドも「むちゃくちゃ激しい」ではないと思うんですよね。だからある程度、温度感を揃えた方がお客さんも飽きないでいいのかなと思ったりもするんですね。なので演奏予定の楽曲や曲調、構想イメージとかがあったらお伺いしたいなと思ってたんですけど。
景夕:うちとしては、暴れ曲みたいのがあったりはするんですけど、多分そういうのよりかは、聴かせる系だったりとか世界観がすごく強かったりする曲が多めになるとは思うんですけど。今回、セッションをできるということなので、お互いにどういう曲がいいだろうっていうのを挙げてみて、そこで感触を掴んで、こういう曲がくるのなら、こういう曲もいいかなっていうのを考えようかなと思ってます。
有紀:割と早期に候補でいくつか曲を交換し合った方がよさそうですね。
景夕:そうですね。
有紀:かたや結構しっとりとしていて、かたや激しい感じとかだったりで、お客さんの温度差が生まれちゃうと対バンの意味がないなと思って。10年、15年前だったら、出てきただけでみんな騒いでくれて、それこそ「対決バンド!」とか「対バンの真髄だ!」みたいなことだったと思うんですけど、昨今はちょっと違ってるじゃないですか。
景夕:違いますね。
有紀:どっちかと言うと、昔の国取り合戦みたいなのが醍醐味じゃなくて、いかに1日の調和を考えるかだと思うんで、そういうところで言うと、どういう感じの、それこそヴィジュアルコンセプトだったりとか、楽曲のラインナップだったりとかを、せっかくの2マンなのでいろいろと情報交換ができるといいなと思って。
景夕:そうですね。やりとりしたいですね。
有紀:ですね。だからそれをしてからじゃないと見所が…(笑)。
——では、2人で密に連絡を取り合って頂き、全文公開の時までに見所をお願いします!(笑)