いろんな人の気持ちがこもったアルバム
――そんなおふたりが今回『LIFE』で共作されてますが。
JAMES:勝手にイメージソング(笑)。僕の方からのお返しって感じかな。
――どうですか、返事が返ってきたみたいな感じですが。
上條:本当に、嬉しいしかないです。またその曲がかっこいいんですよ「金網」っていう曲なんですけど。デモテープを聴きながらジャケットを描かせていただきました。
JAMES:さっき話したことと通ずるところもあるんですけど、今風ではないんですよ。わざと粗さを残して、そこを味にした作りにしているんです。僕にしかできないものにしないといけない、という思いがあり、エンジニアの人も僕の持ち味を分かってくれていて、あんまりゴリゴリのハードな感じにはしていないんです。
――ファンとしても嬉しいです。
上條:『LIFE』というのも決まっていたんですか。
JAMES:広い意味ではそうだね、あまり難しいタイトルにしてもあれだし。そこに上條さんのイラストがボンってきて、まさにイメージ通りです。
――『SEX』30周年でこのアルバムができるのは、運命ですよ。
JAMES:『SEX』というのが読んでピンときたというのもあります。
――その『LIFE』と『SEX』について1/28のイベントではより深く語っていただけるんですね。
上條:しかも、鈴木“ZUZU”将雄さんと五十嵐“JIMMY”正彦さんも来てくれると。
JAMES:このメンバーになったのも僕と同じ時代を生きてきた人、空気感を知っている人にしたかったからなんです。
――アルバムのタイトルに通じているところもありますね。
JAMES:そう、僕が表現しようと思っているものの意味を分かってくれる人にお願いしたかったんです。
上條:レコーディングもセッションぽい感じなんですか。
JAMES:セッションで1発録り。
上條:すごいな。
JAMES:それができるように、スタジオも改装してもらいました。いろんな人の気持ちがこもったアルバムなんです。
――すごい。
JAMES:イベントでは上條さんをはじめメンバーにも登壇してもらうので、アルバムと合わせて楽しみにして欲しいですね。ZUZUやJIMMYのトークはレアなんでそこも見所かな(笑)。
上條:僕も当日はいろいろと突っ込ませていただきます(笑)。
――当日が楽しみです。