音楽に携わることで生き方を肯定されている気がする
── では、昨年を振り返ってみていかがですか?
「昨年は目まぐるしすぎました。その中で一番大きかったのはバンドの解散で、それに一番こだわっているのも自分だと思うし、新しいものにいっぱいチャレンジしたかな。決めてしまったことや終わってしまったものはちゃんと受け入れていて、今興味があるものは自分の近未来で、自分自身がワクワクしたいし、聴いてくれる人をワクワクさせたいってことばっかり考えてる。昨年は本当に目まぐるしい1年でしたね。自分でも処理し切れてないこともいっぱいありますから」
── No Regret Lifeの解散を発表したのが昨年の年明けで、その時点で1人でアルバム出しているとか、こういう状況って想像してました?
「アルバムをリリースするまでは思ってなかったけれど、バンド活動終了以降の自分というのはイメージしてた。でもまだソロをやってるということを知らない人もいっぱいいると思うから、どんなものをやってるかって肌身で感じてもらわないといけないので、今年は自分の音楽活動を本格的に動かす年になるかなと思っています。何もしなくても時間は過ぎてしまうでしょ。それがイヤなんですよ。だから昨年はほとんど休みなんてなかったです」
── 毎日毎日忙しそうでしたよね。
「そうしたかったんです」
── 2014年はバンドを始めるんですか?
「まだイメージしか出来てないですけど、今年はバンドの地盤を作りたいですね。ソロが先に始まったけど、どっちも自分が作る音楽だから。今年も欲張って活動します(笑)」
── やはり音楽に携わっている時が一番楽しいですか?
「うん。それによって自分の生き方が肯定されている気がするから。それによってこの10年があったので、自分がステージに立つことで次の10年を見出したい。今年はおもしろいことをいっぱい企んでいて、聴きたいな、ライブ行こうかなって思われることをいっぱいやっていきたいし、そういう音楽を発信していきます。よろしくお願いします」