キャリア10年の新人バンドですから
── 3月20日の大阪MUSEは発表されてますけど、2バンドのレコ発ツアーもあるんですよね。まだちょっと先ですが、どんなツアーになりそうですか?
岩崎:新人のバンドって無敵感があると思っているんですけど、あれが今の我々にもあるんですよ。30代になって酸いも甘いもわかった状態で、この無敵感をどうコントロールしていこうかというのが一番楽しいですね。それをステージでも出して行こうと思う。
渡會:僕たち、キャリア10年の新人バンドですから。
── 貫禄がある新人ですね(苦笑)。
岩崎:そういう意味で、ステージで威圧感も出して行きたい。
渡會:タチが悪い新人です(笑)。
── では、2014年はバンドは11周年になりますが、どんな活動をしていきたいと思っていますか?
渡會:2013年は知ってるバンドが解散したり活動休止したりが多くて、みんないずれはそうなっていくのかなという空気感に包まれていた時があったんですけど、2バンド合同で活動するという選択肢があったんだっていうのが今回発見出来て。バンド界隈のニュースとしては明るくて面白いなって思えたので、これからもそういうニュースをどんどん発信して行きたいですね。それと、30代ってある程度人生経験も重ねていて何でも出来るタイミングだと思うので、これからも充実させてとにかく楽しもうと思っています。
岩崎:僕は音源を作ってライブをしたりキャンペーンをしたり、いろんな人たちに届けに行く作業を、2014年は一度見直して、わっち(渡會)が言うように、楽しいことに昇華しながら喜怒哀楽を表現していきたいですね。それが出来ると自分の音楽人生も少しずつ変化していくだろうし、そういう音楽を作っていくことを今は楽しみにしています。
── 2014年も変わらずにずっと音を鳴らし続けるということですね。
岩崎:そうですね。
渡會:はい。
LIVE PHOTO BY:鈴木恵