キングオブコントに2年連続で決勝進出を果たし、単独ライブは即日ソールドアウト! いま人気上昇中の若手実力派お笑いコンビ、うしろシティ。そんな彼ら二人の趣味である「料理」と「裁縫」をテーマにした初の単行本『料理男子と裁縫男子』が出版されるのを記念しての集中取材ということで、もともと阿佐ヶ谷ロフトで『裁縫男子と料理男子』というトークライブを開催してもらっていることもあり、数多くの有名媒体の一枠としてインタビューさせて頂きました。ちゃんとしたインタビューはお笑いナタリーさんにお任せしまして(笑)、こちらは敢えて料理にも裁縫にも本にも触れず、うしろシティの恋愛観についていろいろ聞いてみました。(interview:白井絢介 / 阿佐ヶ谷ロフトA)
阿佐ヶ谷ロフトはなんか怖い
——(二人に質問の答えを書いてもらいながら)一応、『料理男子と裁縫男子』が出版されるきっかけの一つが阿佐ヶ谷ロフトで定期的に開催してもらっているトークライブ『裁縫男子と料理男子』だと思うんですけど、ぶっちゃけ阿佐ヶ谷ロフトってどんな印象です?
金子学:なんか怖い感じがするじゃないですか、あそこ。階段からもう、「あ、ここはあんまり良くない場所だな!」って。
——(笑)。まー、確かに良くないこともたまにやってたりしますからね。
金子:そういう伝説を聞いてたからー。
——あー、ちょくちょく噂を聞いてるんですね。
金子:噂は聞きます。なんかすごいことやってるらしいよーって。
——阿諏訪くんは何十回も阿佐ヶ谷ロフト来てるもんね?
阿諏訪泰義:(阿佐ヶ谷ロフトが)大っ好きですね〜。基本、ああいうの(サブカルっぽいことが)好きなんで。
松田さんについて
——松田さん(『料理男子と裁縫男子』の編集者さん。阿佐ヶ谷ロフトでのトークライブ『裁縫男子と料理男子』も仕切っているすごい人)どう思いますか?
阿諏訪:ぐっすり眠ってほしいですね。最近、睡眠時間が全然取れてないらしいんで。
金子:僕らが売れなかったらどうするんだろう? って思います。すごい目を掛けてくれてますけど。他の人でやってるとしたら「わー、なんかいい企画だなー」って思うんですけど、自分たちが主役となると「大丈夫っすか?」って思う仕掛けをいっぱいしてくれるんで。なんでギャンブル運が強いことを願ってます。
松田:ふふふ。
——先物取引がうまいみたいな。
金子:で、あってほしい。
金子くんはヤリマン
——ここから急にうしろシティの恋愛観を聞いてみようと思いまして。なんで思いついたかというと、『料理男子と裁縫男子』の中のインタビューで金子くんが終始、「誘われたらやる」って言ってて。あー、なんか金子くんってすごいヤリマンだなーって思って。
金子:はいはい。えっ!? お笑いとかの話じゃなかったでしたっけ?
——誘われたらなんでも乗っかるんだなーって。そこから恋愛でもそうなのかなと。
金子:あーなるほどなるほど! でもそーっすね。実際そうですね。
——やっぱり押されると?
金子:でも女の子の方が押す人、多くないですか? 女の子とか関係なく自分が興味あること、自分がやったことがないことを誘われたら大体やるんですよ。最近だとスカッシュとか。だから女の子も最初は顔しか見えないじゃないですか。性格って見えないようになってるじゃないですか。なんで顔が「あ、カワイイな」と思って、そのコがぐいぐい来たら(性格がわからないから)持っていかれてしまうことはありますね。
——じゃあ、間口は広いってことですね。
金子:そうっすね、顔、……名刺がしっかりしてたら(笑)。
——(笑)名刺さえちゃんとしてれば。
金子:そこしかまず見えないですもんね。基本、自分からはなんかね……。
——恋愛でも行かない?
金子:そのー、根本で女の子ってつまんないなと思ってて。男ばっかりで遊ぶのが楽しすぎるからだと思うんですけど。だから自分から探ろうって思わないんです。どうせ面白くないんじゃないかなって。
裸より服を着ている状態の女の子が好き
——ちなみになんですけど、好きなAV女優さんっています?
金子:好きなというか、高校の時に友達の中で出回ったAVがあって、それが教育実習の先生に似てて。高校くらいってあんまりおっぱいって見れないじゃないですか。しかも知ってる人のおっぱいとか。で、(知ってる先生に)似てておっぱいも見れるっていうので(身内で)流行ったのを憶えてます。それ以降は裸より服を着てる状態がカワイイ子の方が好きなんですよ。むっちゃおっぱい大きいコって服があんまり似合わなかったりするじゃないですか。服が限られるというか。
——(質問への記入を見て)阿諏訪くんは藤浦めぐちゃん?
阿諏訪:僕はSなんで。
金子:どんな人?
阿諏訪:なんかMっぽい人。そう、僕、ひとめぼれとかしないんで。しゃべんないとダメなんですよ。
——あー、仲良くなってから好きになるタイプだ?
阿諏訪:でもー、しゃべるなら5分しゃべっただけで分かるんですよ!
金子:今日でいちばん声でけーな。
松田・マネージャー:(爆笑)
阿諏訪:楽しいもん!
——友達フォルダーか恋愛フォルダーか5分話せばピシッと分かると?
阿諏訪:5分で分かります!わー、この感じの人、好きだわーとか。
あしらえる
——仕事と恋愛はきっちり分けますか?
阿諏訪:僕はきっちり分けますね。
——例えば、別れる別れないとかプライベートで揉めてるとするじゃないですか? そういう時、仕事に支障は出ます?
阿諏訪:僕は出ないですね。
金子:そこはもう、さっきの女の子つまんない理論ですけど、ほんともうよしてくれ! って感じになりますね。
——「付き合う」ってなんだと思いますか?
阿諏訪:自分のキャパを知れる。キャパが狭いとなにも許せないというか。それこそ結婚するにはキャパが広くないと無理なのかなーって。
——最後に「モテる」ってどういうことだと思いますか?
金子:めっちゃ女の子に告白される。
阿諏訪:僕、あしらえる。
——あしらえる?
阿諏訪:女の子をあしらえる人ってモテてるなーって。慣れてるというか。
金子:阿諏訪、慣れてるじゃん。
阿諏訪:恋愛だと全然違うよー。
※ここでインタビュー時間が終了。
——(マネージャーさんに)AVのくだりとか載せて大丈夫ですかね?
マネージャーさん:大丈夫なんじゃないですか。生々しかったらあれですけど。
阿諏訪:生々しく答えてました(笑)?
マネージャーさん:いや、全然。あの女優の何分何秒のシーンが良かったとかだと生々しいですけど。
阿諏訪:そこまで言ってたら逆に載せるべきでしょ(笑)!