松本城でフェスをやる
── バンドの勢いも、皆さんの気持ちの勢いもちゃんと込められている気がしますし、最後の『待つ元』も「俺だってこの街で なんとかやってるよ」という歌詞はノスタルジーに溢れ、今だから書けたという気もするし、今のTHE NAMPA BOYSを表すには本当にわかりやすい作品だと思います。
樋口:私が感じたTHE NAMPA BOYSがそのままパッケージされていて、何度聴いてもすごく良い1枚だと思います。この後どんな曲が生まれてくるのかなと楽しみにさせてくれる余韻もあるから。何曲かはライブで以前から聴いていて、この曲こうなったんだという発見もありつつ、初めましての人にも充分THE NAMPA BOYSを伝えられる作品だと思います。覚悟を決めて上京してきているし、それが音楽にもライブにも人にも出てるよね。だから、長く続けて欲しいし、何年か経った時にTHE NAMPA BOYSの黒歴史を、お酒を飲みながら喋れる日を楽しみにしてます(笑)。
小林:僕らだって、樋口さんのいろいろな面を見てますからね(笑)。
── 今後の活動も次の作品も楽しみになりますね。バンドとしては目標とか夢とかありますか?
小林:夢は松本城でフェスをやることです。バンドを始めた頃から思っていて、地元の文化を活性化させていきたいですね。松本市出身というのは自分たちにとってすごく大きいことなんです。
── 他に松本にはどんなバンドがいるんですか?
小林:いないんですよ。松本出身のバンドとして、ここから引っぱっていきます。
── では最後に読者の皆さんにひと言ずつ頂けたらと思います。
後藤:バラエティーに富んだミニアルバムになっていて、1曲でも耳に入ったらきっと欲しくなる作品だという自信があるので、気になったらとにかく手にとって欲しいという思いが一番です。ジャケットからは想像出来ない音になってます(笑)。
澤柳:………じっくり聴いて下さい。
田中:今のメンバーになって2年ですけど、今までっていうよりはこれからという気持ちが強いですし、この6曲も本当に僕たちのこれからに期待してもらえる曲になっていると思います。THE NAMPA BOYSとは、というのがわかる作品だと思うので、ぜひ聴いてください。
小林:自由に楽しんで欲しいというのがありつつ、ちょっとしたスパイスみたいなものを各曲に取り入れているので、そこも楽しんでもらいながら仲良くして欲しいです。