はりめぐらされた陰謀!
永井 そう言えば、ニコラス・ケイジもUMAとかオカルトが好きなんですよね。それがきっかけでアンジェリーナ・ジョリーと付き合ったって話を聞いたことがありますよ。
中邑 へえ〜。外国と日本のUMAに対する考え方の違い、なんていうのもそのうち調べてみたいですね。日本ではある意味ね、天狗とか河童とか、いわゆる妖怪という形で以前から語り継がれてきた訳で。
見ル野 こないだニュースで見たけど、和歌山でカラス天狗のミイラを調べてみたらトンビの骨で作ってあったっていう。
永井 でも、ああいうのって7,8割はお寺が客寄せのために作ったって言われてますよね。で、みんなもそれを楽しんでいた。
見ル野 幽霊掛け軸とかもそうですよね。
永井 昔、川崎市民ミュージアムで「日本の幻獣展」っていうのをやっていたんですけど、そこで当時描かれたUMAの墨絵が4枚飾ってあったんですね。ひとつが雷獣で、ひとつが河童で、ひとつが天狗で、「なるほどね〜」なんて言って見ていたら、最後がマンボウだったんですよ。
中邑 マンボウ!?
永井 そうそう。なんか、そうなると全部が信憑性を帯びてくるんですよね。
石原 僕もあの展示会行きましたよ。良かったですよね〜。
──さあ、お話は尽きませんが、最後に見ル野さん、いかがですか?
見ル野 僕はねえ、これは記事に載せて欲しくないんですけど「カマキリばばあ」っていう話がありまして。
──都市伝説ですか……?
見ル野 いや、本当にあった話です。あと「チン狩り族」。
──違う意味で興味深いタイトルですね(笑)。
見ル野 とりあえずその話はしようかな。あと、石川県の能登島っていうところで本当に不思議な体験をしたんですけど……(体験談)。
石原 それは見ル野さん、呼ばれてますね、たぶん。
堀 ぼく、古墳に行く会を作ってるんですけど、能登島の反対側って朝鮮半島に近いから、すごくいっぱい古墳があるんですよ。それと関係あるんじゃないかなあ。
見ル野 その古墳、日本では余り公開されてないんだよね。
堀 そう、変わった形の古墳が、人知れずいっぱいあるんです。あと、石川県と言えばUFOの町もありますよね。
見ル野 取材で行ったら「ただの村おこしです」って言われたけどね(笑)。キャバクラのばばあも「そんなの出ないわよ」とか言ってたし。
中邑 ばばあには見えねえんだよ! ……まあでも、来年は2012年ということで、マヤ暦では世界の終わりだとか言われている訳だし、UMAとかUFOの話題ももっと盛り上がって良いはずなんですけどね。それが、なぜか去年末から今年の初めにかけて、一切テレビで取り上げなくなったでしょ。なんかね、そこに日本政府の陰謀を感じるんですよ。
石原 陰謀と言えばですね……
こうして、MMRの会議は夜更けまで続いた。ここに掲載できなかった真実の数々は、イベント当日、MMRメンバーの口から明かされることだろう。我々の世界の裏側に潜む、驚くべき神秘の数々──2月2日、トークライブハウスNaked Loft。真実はそこにある!!