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INTERVIEW

トップインタビューTHE BAWDIES('10年8月号)

7.05(mon)下北沢SHELTER
THE BAWDIES「THERE'S NO TURNING BACK」TOUR 2010

2010.07.20

 「ホットドッグを召し上がれ!」、このセリフで始まった"THE BAWDIES「THERE'S NO TURNING BACK」TOUR 2010"。4月に発売されたメジャー・セカンド・アルバム『THERE'S NO TURNING BACK』を引っ提げて全国27ヶ所を巡り、東京に戻ってきたTHE BAWDIES。この日はツアーの折り返し地点となるライブだった。もちろんソールドアウトで当日券も無し。このチケット争いの勝者250人が狭い地下室に入り、フロアーは歩くのも困難な程のぎゅうぎゅう詰め。それでもライブが始まる前というのはある程度涼しいものなのだが、それがSEがかかると同時に空気が緊張し、メンバーの登場で張り詰めた空気が爆発した。少しでも近くでTHE BAWDIESを体感しようと250人が一気にフロアの前方に詰まり、先ほどまで歩く余裕さえ無かったフロアに前方に詰まった分のスペースが生まれ、温度と湿度が跳ね上がった。

 そして1曲目『HOT DOG』でいきなりクライマックスのような盛り上がりを見せる観客。『THERE'S NO TURNING BACK』の曲を中心に熱いライブを展開していく。「最高のロックンロールパーティーにしようぜ!」の煽りでひとつになる場内。客席に身を乗り出し、観客の手の届く場所での演奏でさらにライブを盛り上げた。MCでは、ここ下北沢SHELTERが現在のマネージャーとの出会いの場所であることや、オリンピックの年のハロウィンパーティーでそれぞれスポーツ選手の仮装をしたこと、リハ後に汗だくのTシャツを被せて来たROY氏に対し、TAXMAN氏が怒って「ハンバーグをちくびに押し付けるぞ!」と言い、「デミグラスソース」なのか「おろし」なのか気になったことなどを話し、観客から笑いをとった。後半戦では人気曲を連発、「みんな腰を振り足りないんじゃないんですか!?」の声で『Shake your hips』が始まり、THE BAWDIESも観客も力の限り歌い、踊り、最高のロックンロールパーティーが幕を閉じた。
 夏フェス出演回数14回で、今年の夏フェス最多出演バンドという偉業を成し遂げようとしているTHE BAWDIES。全てのフェスが最高のロックンロールパーティーになり、客席はダンスフロアと化すだろう。(下北沢SHELTER:甲斐 雄大)

PHOTO BY:o-mi


セットリスト
1.HOT DOG
2.I'm a Love man
3.keep you happy
4.Somebody help me
5.B.P.B
6.I.m in love with you
7.I want to Thank you
8.keep on rockin'
9.Everyday's a new day
10.Movin' and Groovin'
11.Leave your tronbles
12.Sad song
13.Nobody knows my sorrow
14.Emotion Potion
15.I Beg you
16.It's too late
17.You gotta dance
EN
1.Morning
2.Shake your hips

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