海辺でゆっくり聴いてもらいたい作品
──カオマイルドのライブはどんな感じですか?
内田:涙目ですね(笑)。もともと僕はドラムをやっていて、このバンドでボーカルになったから、お客さんとの距離の近さが怖いんです(苦笑)。
原田:(笑)全体的にはライブ感があって、今回の音源よりは激しめですね。音源は音源で綺麗に聴いてもらって、ライブは勢いだったり空気だったりという、別物で考えているところがあるので。
──『九十九里浜』と、今までの曲とではうまくバランスを取るのが大変そうですね。
内田:それは考えながらうまくやってますよ。
──今後の活動予定はどんな感じですか?
内田:『九十九里浜』という曲を作ったので千葉でライブしたいですね。あと、海でライブがしたい。お祭りにも呼んでもらいたいですね。アコースティックの活動も増やしていきたい。
三井:初めて全国流通でCDを売ることができるので、一人でも多くの人の耳に届けたい。
原田:全国の人に僕らの音を聴いてもらって、楽しんでもらえたらいいなと思いますね。
三井:カオマイルドとはなんぞやというところから。
──確かにバンド名から気になりますね。
内田:大阪に「アホマイルド」っていう芸人さんがいるらしいんです。
原田:僕ら知らなかったんですけど、大阪にツアー行ったときに「偽物が来た!」っていう空気がすごく流れてました(笑)。
──(笑)他にRooftop読者に言いたいことってあります?
内田:一気に焼くなっていうことですね。
一同:(失笑)
内田:ゆっくり焼きながらカオマイルドを聴いてもらいたい。
原田:海辺で聴いてもらいたいですね。それか家で聴いて海に行ってもらいたい。
三井:ライブで音源とのギャップを楽しんでもらいたいですね。どんだけ見た目が怖いのか、しゃべりだしたらどんだけ小さいのか(笑)。
内田:あとはどんだけ汗かいてるんだよと。
──ある意味暑い海に行った気分になる(笑)。
原田:(笑)いろんな人の夏にスッと入り込んで行けると思うので、それぞれの楽しみ方で聴いてもらえたらと思います。
三井:今年の夏の1枚にしてもらえたら。2007年の夏と言ったら、この中のどれかが思い浮かぶような。
内田:シングルと一緒に思い出を作ってもらいたいと思いますね。