a flood of circle:my favorite music
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LED ZEPPELIN/HOUSES OF HOLY
ツェッペリンは中学の頃からずっと聴いていて、最初はやっぱり「天国への階段」が入ってる『IV』が一番判りやすくて好きでした。この『HOUSES OF HOLY』(聖なる館)はどこかのつたないバーで聴いた時に凄く恰好良く思えたんですよ。他のアルバムとは違う何かがある。曲に徹してバンドが一丸となっている気がする。曲を作るという意識の中でメンバー各自が能力をフルで発揮しているのが好きです。自分もこういうボンゾみたいなドラムを叩きたい。アルバムの流れが良すぎるし、捨て曲皆無の大名盤ですね。
石井康崇(b)
RADIOHEAD/HAIL TO THE THIEF
高2の時、塾の先生にいろんな音楽を教えてもらっていた中のひとつがレディオヘッド。ちょうどその折に新しいアルバムが出るというので買ったのがこのアルバムなんです。2003年のサマソニにレディオヘッドが出演した時は観に行って、凄まじく恰好良かった。その時に初めて音楽って凄いと思いました。ベース・プレイの面で影響を受けた気はなかったんですけど、改めて聴いてみると意外とあるのかな、と。歌を生かしたリズム隊の絡みがとにかく恰好いいんです。その部分は今のプレイに反映されているのかもしれませんね。
自分で初めて買ったCDがこれなんです。小6の時かな。この時はロンドンにいたんですが、週に1回だけテレビで日本のメジャーな音楽番組を編集して流れる日があって、そこでスピッツを知ったんです。“これだ!”と思いましたよ。別に、イギリス的な空気と合っていたとかではないんですけど(笑)。ちょっと切ないメロディ・ラインも、サウンドの面でも影響を受けているところが多々あります。それとやっぱり、草野マサムネさんみたいなヴォーカリストになりたかったはずなんですけど、いつの間にやら声がかすれて…(笑)。
ポール・コゾフ好きとしては、やっぱりこのフリーのセカンドですね。これは今まで俺が聴いてきたロックの中で一番好きなギター・ソロが入ったアルバムなんです。それは2曲目の「SONGS OF YESTERDAY」という3分くらいの曲なんですけど、このギター・ソロが凄いんですよ。ダントツで俺のベスト1。音もフレーズもニュアンスもすべて。佐々木が俺の家に来た時にこの曲を聴かせたんですよ。「このチョーキング聴けよ!」とか言いながら、そのグッとくる部分だけを延々聴かせて嫌がられたこともありますね(笑)。