「あんなのおもしろくないよ!」って心の中で突っ込んでます
千葉:お互い次の作品に対するものだったり、年内にできればまたぜひ出したいっていうイメージはあると思うんですけど、これを踏まえて次のビジョンはどう考えてる?
SENSHO1500:俺的にはテクニカルな面にこだわりたい。Protoolsがおもしろくない。デジタルな感じがやだ。アナログで録りたいんです。音が馴染まないんですよ。
千葉:わっ!そんなこと考えたこともねーわ(笑)。
SENSHO1500:もっとダイレクトに。Protoolsって聴こえ過ぎちゃってそういうのもジャマだから。テープでいいやっていう。
千葉:ますます男らしく骨太になっていくね。
miya38:俺はそろそろ泣かせちゃおうかな。今まで散々笑われてきたけど、エンターテイメントには笑いと涙も大事かな。だからバラードやってみたいって思ってるんだけど。
千葉:ハードロックバンドにも多いですよね。
daigo:俺は曲を普段作らなかったから、曲をどんどん作って歌詞も書き始めて自分の曲を作っていきたいっていう気持ちはある。『piece of mind』作ってそう思いましたね。
──TYPHOON24はライブとCDが全然違いますからね。ライブはおもしろくてCDは男っぽい。
daigo:だからライブが逆に大事だったりするんですよ。
南雲:ライブ見てからCD聴くと全然違うもんね
SENSHO1500:でも、おもしろいだけを追求するんだったらお笑いにいけばいいじゃん。あと、音楽ならではのっていうのはスケルトンズに任せておけばいいしね。
南雲:じゃあ、僕ら音楽やめてお笑いに行こうか。
daigo:うん…。でも、言うほどおもしろくないよ(笑)。
SENSHO1500:バンドやってたほうがいいですよ。
南雲:そうですよね。TYPHOON24はライブがすごいと思うんですよ。それになんとか勝とうっていうのはありますよ。
千葉:TYPHOON24が対バンだと燃えるよね。
SENSHO1500:最近TYPHOON24のお客さんがスケルトンズ行ったりしてるみたいじゃないですか。それで僕らのお客さんがスケルトンズ見てノッてたり笑ったりしてると「なんだよ!あんなのおもしろくないよ!」って心の中で突っ込んでますよ(笑)。
南雲:僕らはすごい研究してますけどね。こうやればお客さん喜ぶかなとか勉強になりますよね。去年1年間すごい勉強になりました。
daigo:逆にスケルトンズみたいな感じのライブは見たことなかったし、詞がグッと来るのが多いし、メロがいいし、パフォーマンスもできるし、斜に構えてる感じだと思ってたらオープンになってるし、すごい刺激的ですね。
千葉:お互いがリスペクトしあいながらオンリーワンで。でもね、ツアー一緒に行って気付いたかと思うんだけど、俺等自己管理ができないんですよ。誰一人として。その瞬間がよければいい。
miya38:佐々木君とかは日に日に声が枯れてくし。
daigo:しゃべりすぎなんだよね(笑)。
千葉:今後の活動の計画としては?
SENSHO1500:ツアーだね。
──一緒にツアー回られますがここだけはお互い絶対負けないって所あります?
SENSHO1500:ルックス…。
千葉:俺等もルックスは負けませんけどね(笑)。ツアーにかける意気込みを。
SENSHO1500:すでに新機材導入したんで。イイカンジですね。
miya38:調整はばっちりです。体調管理も。
SENSHO1500:あと6/24に新宿ロフトでワンマンやります。がんばりますよ。
南雲:ワンマンは好きですか?
SENSHO1500:大好き。
南雲:イベントで対バンがいて出るのとどう違う?
daigo:縛りがまるでナシじゃないですか?
SENSHO1500:達成感がある。これ作ったぞって一番なるのがワンマン。ギターソロコーナーもドラムソロコーナーもできるわけですよ。
miya38:やりたいこといっぱいあるからね。イベントで持ち時間30分って言われると短いと思うもん。
南雲:やりたいこと目白押しなんですね。
daigo:でも、ワンマン終わってもやりたいこといっぱいあるから。
千葉:次回作の曲はもうあるの?
daigo:もう作り始めてるよ。
千葉:計画性だ!それはねえ!俺等には。
daigo:曲作りが楽しいから。
南雲:いいですね。楽しそうですね。
千葉:お互い目標も明確になったことだし。
SENSHO1500:とりあえずロフトいっぱいにしないと。