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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】175R(2005年10月号)- セカンドステージに行けたかなという気持ちはあります

セカンドステージに行けたかなという気持ちはあります

2005.10.01

セカンドステージに向けて一歩一歩

SHOGO:さらに11月にも新しいシングルが出るんですよ。「シャイン、光の道しるべ」っていう曲と「白いクリスマス」の両A面シングルなんですけど。
 
──今回の「メロディー」でセカンドステージに上がって、今度のシングルではさらに進んでいく過程にさしかかったという感じなんでしょうか。
 
SHOGO:そうですね「メロディー」とはまた全然違う楽曲だと思いますね、歌詞の書き方もまた違うし。このシングルは一枚通して「冬」っていうテーマで作ったんですけど、そういう作り方をしたのも初めてだったし。そういう面白い事をやりたかったんだろうな。「シャイン、光の道しるべ」に関しては、ずっと昔から温めていた楽曲で、いつか175Rではない形で出すんだろうなって思ってた曲なんですよね。
 
──それくらい今までのイメージでいう175R的ではない曲だと。
 
SHOGO:そうですね。でも実際レコーディングしてみたら、「一番175Rっぽいね」って言われましたけど。曲を作った段階では違うかなって思ってたんですけどね。これは「生きる」という事をテーマに詞を書いたんですけど、175Rがセカンドステージに行くにあたってキーになってる曲かなって思いますね。「白いクリスマス」は、ジュンスカの名曲をカバーさせてもらいまして。原曲はメチャメチャシンプルな曲なんですけど、全く別の曲に生まれ変わってると思いますね。知らない人が聴いたら175Rの新曲だと思うかもしれないですね。あと「雪と涙と男と師走」っていう曲も入って三曲入りなんですが……。
 
──タイトルからして異色って感じですね(笑)。
 
SHOGO:まあ、歌詞は真面目なんですけどね。12月だけじゃなく、正月になっても聴けるような曲ですね。だったらタイトルに「師走」って入れるなよって感じですけど(笑)。まあ、……タイトルはノリで付けましたね。
 
──「酒と涙と男と女」みたいな。
 
SHOGO:そういうふさけたノリのタイトルの曲が入ってても面白いかなって。三曲とも真面目なタイトルでもつまらないんで。
 
──まあ、そうやって肩の力を抜いて、自由な発想でそういう事が出来るようになったという事なんですかね。
 
SHOGO:ちょっとは余裕が出来たのかなって思いますね。とにかく今まで右も左もわからないまま突っ走って来たんですけど、少しは周りを見る余裕も出来てきたんで、これからはまた一から初心に戻ってやって行きたいと思いますね。これから学園祭ツアーや全国ツアーもありますし、今回はサポートメンバーとしてキーボードを入れて五人でやりますんで。そういう今までにない事をやって、セカンドステージに向けて一歩一歩、歩いて行けてるんじゃないかと思います。
 
──10月23日には「BUG ROCK PARTY」と銘打ってジェット機、ニューロティカとのライブもありますが。
 
SHOGO:そうですね。これは気合いを入れないとヤバイですね!
 
──この組み合わせでライブをやった事ってあるんですか。
 
SHOGO:多分ないんじゃないかな。今からどういう風に攻めようかなって思っています。
 
──楽屋は和気あいあいとしていながら、ステージに上がったら……。
 
SHOGO:「負けてられない!」って感じで(笑)。まあ、楽しんでやりたいと思います。
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