選ぶのに悩んでるのがまた本当に楽しくってさ
──「ザ・カバー」ですけど、そもそもは茂さんとPANTAさんと柴山さんが発起人となって始まったんですよね。
柴山:もともとは茂が言い出したんだよ。
茂:二人とも中学校の時に憧れてたボーカル二人なんで。でも中学校の時にライブを観れなかったんですよ。本当は「セルフカバー」っていう企画にして、アナーキーがバックバンドやって柴山さんとPANTAにサンハウスと頭脳警察を歌ってもらおうと思ったんだよね。
──もともとは茂さんがサンハウスと頭脳警察を観たかったっていうことなんですね。
茂:そうそう。でもその頃はまだ二人と話すのに緊張してたから「セルフカバー」って言うつもりが「カバー」って言っちゃって。そしたら柴山さんとPANTAが当時聴いてた曲やリスペクトした曲なんかで盛り上がっちゃったんだよ(笑)。ああ、しまった、これは言わなきゃヤバイって思って、意を決して「サンハウスと頭脳警察はやってもらえますか」って言ったら「今はやりたくない」って、きっぱりと(笑)。初めのもくろみとは完全に違っちゃったけど、でもまあ、そのおかげでこういう広がりがあったっちゃああったんだけど。
PANTA:確かに茂のもくろみ通りに言ってたら、ここまでの広がりはなかったろうね。俺なんかもう茂の口から「カバー」って聴いたとたんに盛り上がっちゃってさぁ、普段出来ないから。あれもやりたい、これもやりたいって。茂は頭の中にクエスチョンマークがいっぱい出てたろうけど(笑)
柴山:二人で盛り上がっちゃったから、茂も止められなかったんやろうね。
茂:結局、頭脳警察とサンハウスはおシャカになっちゃったんだけど、まあ「カバー」っていうかたちになって、それで第一回をやったのが1987年。初めの頃は回ごとに三人で幹事を持ち回りだったんですよね。PANTAの時に鈴木慶一さんとか、色々呼んでもらったりして、色々広がりましたよね。でも柴山さんは逃げ回ってて、幹事やりたくないって(笑)
柴山:うっとうしいじゃん、色々仕切ったりするの(笑)
──最初は新宿ロフトから始まってるわけですけど、渋公とかでもやってますよね。
茂:たまたま渋公にが空いてて「そういえばカバーってイベントやってるよね」って言われて。渋公はちょっと荷が重いんじゃないかな~? って思ってたんだけど、その時たまたまジョニー・サンダースが日本に来てて、もしジョニー・サンダースが出てくれるんだったらやってもいいかなって言ったら出てくれて。それからかなり広がりがありましたね。その時も、俺のブロックとPANTAのブロックと柴山さんのブロックって明確に分かれてたんだよね。
──PANTAさん的には最初に茂さんから「カバーをやろう」って言われたときに、やっぱりカバーしたいなっていう欲求みたいなモノはあったんですか。
PANTA:そりゃあったよ~。頭脳警察の時にはむしろカバーを拒否してきてたから。でもやりたいヤツはいっぱいあったからね。
──頭脳警察じゃやれないような曲をやりたかったと。
PANTA:まあその時は頭脳警察はもうなくってソロだったんだけどね。自分の青春時代に聴いていた曲だとかそういったものが「カバー」っていう言葉を聞いたとたんにブアーーッて広がってきてね。茂には悪いんだけど(笑)
茂:それでやってみたら、意外にシャンソン好きだっていうのにはビックリしましたね。
PANTA:フランス・ギャルまでやっちゃったもん(笑)
──普段やってるのとは関係なく、自分のルーツ的なものを素直に出すという感じですか。
PANTA:すごいマイナーなフランス・ギャルの曲があるんだけど、それをやった時にメンバーの一人が「客も含めて、こんな曲知ってるヤツPANTA一人しかいないよ」って(笑)。放っておきゃいいんだよ、俺がやりたいんだから(笑)。素直に好きなことをやってるから、すごくマニアックに走っちゃったりもするんだよね。でもキク(柴山)なんかはドアーズとかもやってたよね。やっぱり、カバーやるってなるとどうしてもルーツが出ちゃうんだよね。(岡井)大二なんかも四人囃子なんてやってるけど、根っからのデイブ・クラーク・ファイブフリークだから、なにかっていうと「デイブ・クラーク・ファイブやろうやろう」って(笑)。やっぱり自分の感化されたものってどうしても出ちゃうな。
──色んなジャンルから色んな人たちが集まって来るのは、やっぱりみんなそういうのをやりたいって思ってるってことなんでしょうね。
茂:でもパンクからのバンドはわりとルーツが薄いけどね(笑)。80年くらいからは、もちろん音楽が変わったのかもしれないけど、あんまりみんな昔の曲を聴かなくなってるんだよね。パンクが出るまではロックもジャンルもなにもなくて、洋楽って全部一括りだったもんね。俺ですらスリードッグ・ナイト聴いてたりとかして(笑)
──今の若い人のパンク好きっていうともう完全にピストルズ以降しか聴いてないですよね。
茂:ストゥージーズくらいまで戻るヤツもあんまりいないからね。もちろんマニアックなヤツはいるんだろうけど。昔は必ずイベントの最後にセッションをやってたんだけど、最近はやらなくなっちゃったもんね。まあ、あまりにジョニー・B・グッドをやり過ぎたから、もうやめようっていう話もあったんだけど。
──上も下も、誰でも知ってるような曲っていうのがなくなっちゃったっていうことなんですかね。
茂:確かにそれはあるかな。スリーコードは誰でもやれるっていうのが暗黙の了解としてあったんだけど、最近の若い奴に「じゃ、スリーコードで」とか言うと「えっ?」ってなるもん。
──ああ、わかんないのかもしれないですね。柴山さんは最初に「カバー」って聴いたときにどんなものをやろうと思いましたか。
柴山:まあPANTAと同じようなもんやろうけど、17くらいからずっとバンドやってきてて、その頃にずっとカバーしよった曲とかやりそこねた曲とか色々あってさ、そういうのを思い出して、あれもしたい、これもしたいって、結局100曲近くなってたから(笑)。そこから六曲選ぶのが大変だったね。だからほとんどあの時代の曲が多いね。25くらいになってからの曲とかはあんまりやらないから。
PANTA:選ぶのに悩んでるのがまた本当に楽しくってさ(笑)。
──それが一番時間かかりそうですね。
柴山:ストーンズとかじゃなくってさ、ヤードバーズ、アニマルズとかちょっと黒っぽい感じの。いわゆる日本ではポップとは言われんかったスタイルのヤツとかね。
PANTA:全然生まれも育ちも違うんだけど、でも聴いてる音楽は一緒だからね。
柴山:不思議だよね。でも、あの頃は完璧に分かれてたけんね。
──洋楽を聴く人と邦楽を聴く人ってことですか?
柴山:イヤ、あの頃はほとんど洋楽ばっかしか聴かんかったからね。そういう黒っぽい感じの洋楽を聴く人と、もっとメジャー系のポップスみたいのを聴く人と。もちろん俺らもそういうのも聴いてたけど、いざやりたいとなるとちょっと黒っぽくってちょっと大人な感じのを選んじゃうよね。
PANTA:ヤードバーズを聴いてるようなヤツらって、大体マニアか、背伸びしてるヤツなんだよね。当時「欲望(原題:BLOWUP)」っていう映画があって、その中でヤードバーズのライブハウスのシーンが出てくるんだよ。
柴山:ギターはジェフ・ベックとジミー・ペイジで、ジェフ・ベックがギター壊すんだよ。
PANTA:それを観たいがためにその映画を観に行ってね。
柴山:長い映画なんだまた。
──当時はビデオとかないですからね。貴重なライブ映像だったんですね。
PANTA:必死で通ったからね。
柴山:だからあの頃聴いた曲って、ほとんどの曲が完璧に記憶に残ってるよね。
──カバーやるにしても、改めてっていう感じでもないんですね。
PANTA:自分の今のキャラっていうのが全然ぶっ壊れちゃうような曲もあるしね。
柴山:スゴイのしとったねぇ。ミッシェル・ポルナレフとか(笑)。「シェリーにくちづけ」だっけ。
PANTA:やってみてはじめてわかる転調とか、ブレスのキツさとかあるんだよね。
──ずっと自分の作った曲をやってきてた人にとって、他人の曲をやるっていうのに違和感ってありましたか。
柴山:ずっと日本語ばっかやってたから、英語の歌が歌えんようになってるなって思ったよ。
PANTA:うん、そうだね。だから、遊びは仕事よりも真剣にやらなきゃならないっていうのがあったよね(笑)。遊びはエネルギー使うよ、普段やってないからね。自分の普段とは違う曲をカバーするっていう意味での遊びなんだけどね。
──とにかく自分の好きな曲ばっかりやってるわけですからね。
柴山:観に来てる人も「あの曲なんの曲ですか」とか聞いてくるけんね。やってよかったなぁって思うよ。なんかわけわからんまま終わっちゃったら、ただ自分が楽しいだけでしたってことになるけんね。
PANTA:二回目の時にホリーズの曲をやったんだけど、これはやっぱりあの衣装でやんなきゃならないだろうって、ムッシュ(かまやつ)からスパイダースの衣装借りてきてさ(笑)「ホテルの支配人!」とか野次られながらやったり。ギターのヤツもハニーのリッケンコピーのギターでカールコードを持ってきてたり、気合い入っちゃってるんだよね。……別 にそっくり大賞やってるわけじゃないんだけど。
柴山:でも、そっくりにしたくなるよ。コピーするのが楽しかったもんね。
PANTA:ビートルズのコピーやってるヤツらが、これは何年のどこのライブでここを間違えたのまでコピーしてる、とかやってる気持ちもわかるよね。だからある意味、偽りのない素直な裸のミュージシャンが観れるんじゃないかな。好きな事をやってるからね。
柴山:柴山:茂の最初の意志とは反しちゃってるけどね(笑)。
PANTA:茂の世代ってスリードッグ・ナイトとかそういう時代なの?
茂:そうですね。でも時代的にもうメチャクチャでしたけどね。ドアーズ聴いてたり、ストーンズも聴いてたり。やっぱりレッドツェッペリンとか、ディープパープルとかも、ちょうどハードロック全盛だったんで。俺はグランドファンク(レイルロード)とか好きでしたし。やりましたよ「ハートブレイカー」とか。
PANTA:それはアナーキーになる前?
茂:イヤー、全然アナーキーになる前ですね。文化祭で(笑)。
柴山:その音源があったら面白いね。結構よかったりすんだよ、心が入っててさ。そういうのはバカにできんよ。
──やっぱりカバーって、そういう文化祭的っていうか、それぞれのミュージシャンの初期衝動が爆発してる感じはしますね。
柴山:全くそうだね。
茂:確かにそれは今のカバーのスタイルに通じてるよね。まず、セッションバンド作るじゃない。それでリハスタとか入る前は初めてのヤツもいるし、初々しいんだけど、スタジオ入ってリハやって、出てくるとちゃんとバンドになってるんだよ。それがすごいと思ってさ、たった何時間かのあいだで。やっぱりそれぞれミュージシャンだし、意地もあるから一生懸命やるわけだよ「そんなもんか」って思われたくないから。だから意外に初めてバンドを作ったときの感じみたいのがあるから、観てて俺も面 白いけどね。やっぱりバンドをずっと続けていくとさ、古女房じゃないけどいまさら愛してるって言えないような膠着状態みたいなのがあるけど。違うヤツとセッションして、また新たな気持ちで、バンドを作ったときの気持ちみたいな雰囲気になるからね。
──それで1994年からしばらく休止して、2001年になってからまたやり出すわけですけど、またやろうと思ったのはどうしてなんですか。
茂:なんでだっけ?
柴山:誰かと話してて盛り上がったんでしょ。
茂:まあカバーを休んでたのは、アナーキー始まっちゃったってのもあって、ちょっと裏方にまわることが多くなるから、なかなかカバーばっかりしてらんないからね。ちょっとキャラがアナーキーっぽくないじゃない、イベントのプロデュースって。
PANTA:自分の意識の問題としてね。
茂:でもアナーキーも休みになったし、そろそろカバーをやりたいなって思い出したんだよね。
──復活してからのカバーって若手が結構入ってやってるじゃないですか、PANTAさんとか柴山さんとかはあんまり交流がなかったような。
PANTA:それはすごくいいんじゃない。
茂:やっぱり、どんどん若い血を入れてかないとイベントが衰退してっちゃうからね。それと、PANTAと柴山さんが残っててくれるっていうのがすごい重要で。ルースターズとかも、今(ロックンロール)ジプシーズだけど、ちゃんと残っててくれるから。そういうのに影響を受けたミュージシャンがどんどん出てきてて、そういう憧れのミュージシャンと一緒に出来たりする場が作れるっていうのは嬉しいよね。
──PANTAさんや柴山さんが、自分のルーツ的なところに対してリスペクトがあるのと同じように、今の若い人たちからしたら頭脳警察やサンハウスへのリスペクトっていうのがあるでしょうしね。
茂:それがもっともっとグシャグシャっと混ざって、色んな形になればいいなっていうのがあるんだけどね。やっぱり基本的にはミュージシャンの遊びにしたいっていうかね、その結果 客も喜んでくれればいいかなと。やっぱり憧れの人と同じステージに立つと嬉しいんだよ。俺もそうだったけど「遂に俺もここまで来たな」って思うわけよ、自分のアルバム売れたときより嬉しかったもんね。
PANTA:基本はステージの上が楽しくやってる雰囲気が客に伝わって、客も楽しくなるわけじゃない。だからそれがないとね。
茂:まあ本当にそうやって思ってたら、いつのまにか俺なんかに影響を受けたミュージシャンとかも出てきてるしね。
──逆に普段だったら絶対聴かないようなジャンルの若手と一緒にやることによって受ける刺激って言うのもあるんじゃないですか。
PANTA:うん、異物とふれあうのはいいことだよ。
──でも、やっぱりあれだけ幅広いメンツを集めるっていうのはスゴイですよね。
PANTA:お客さんからしても、個々のミュージシャンのファンがそれぞれ集まって、普段観れないものが観れるから嬉しいだろうね。
茂:なかなか、その一個のバンドを観に行くほどでもないけど、観れたらラッキーでもいいと思ってるのね。本当はそこから個々のバンドを見に行くようになってくれたら嬉しいけど。
PANTA:色んなファンが来て色んな人が出てるんだからね。
──今、イベントっていっても、ただ四つとか五つのバンドが出てるだけっていうイベントが多いじゃないですか。
PANTA:お目当てのバンドが終わると引いちゃったりね。それじゃつまらないもんね。
茂:それが当たり前になってるからね。やっぱりカバーを観に来てくれてる人には、サンハウスっていうのを漠然としか知らなくても、動く柴山さんっていうのを見せてやれるから。こっちとしても、どうだっていうのはあるよね。
柴山:出る側からしても、若い子がいっぱい来てるけんさ、負けられないっていう気持ちもあるけんね。「ウワー、なんか老けたヘンなジジィが出てきた」って思われたくないから。
──それじゃ今回のアルバムの話ですが、今までずっとライブでやってきたカバーを、音源にしようと思ったきっかけはなんだったんですか。
茂:まあソニーの方から話があったっていうのが始まりなんだけど、とにかくそういう物に対してとりあえずやってみようっていうのは基本的にあるんで。スタジオでやれるっていうのもちょっと面 白いなって思ったし、そういうのやって失敗したら失敗したでいいじゃない。意外にレコーディングだって言うとみんな食いつきがいいっていうのがちょっとむかっとくるのもあったんだけどね(笑)。まあそれでアルバムを作るに当たって、ただ漠然とみんなに振るのもどうかなって思ったんで。どうせ俺がプロデュースするんならパンクっぽいニオイがあった方がわかりやすいだろうから、みんなに「パンクでやってくれ」って頼んで。それをみんながどう判断するかっていうのも観てみたかったしね。
──まあ大槻さんのフォーリーブスや、PANTAさんのプレスリーとかも入ってますし、ここで言うパンクって、それぞれの中でのパンクってことですよね。
茂:もちろん、そういう事を大切にしていかないとミュージシャンの思いが反映されなくなっちゃうからね。俺が決めたパンクってなるとちっちゃい世界になっちゃうから、もともとのカバーの趣旨とはやっぱりちょっと違うから。もうハチャメチャでもいいかなって。
PANTA:俺の場合、最初茂に「パンクでやりたい」って言われたときに思いついたのがプレスリーだったんだよね。小学校の時の原体験でデビュー当時の不良のエルビスがすごい残っててね。やっぱりあれが俺の中でのパンクなんだよな。「カバー」って言われた時には青春時代に聴いてたルーツを思い出したけど、今回は自分の原体験にまで遡っちゃってるんだよね。
──まあそういう意味でもいわゆる最近たくさん出てるトリビュート盤だったりコンピレーションだったりとはかなり違いますよね。
茂:この組み合わせだから面白いっていうのが伝わってくれたら嬉しいんだけどね。
──それぞれのバンドの組み合わせは、それぞれが勝手に決めたんですか。
茂:イヤ、俺が決めちゃったんだけどね。この組み合わせだったら大体こいつがまとめてくれるだろうな、とか。……意外とまとめなかったりもするんだけど(笑)。でも今回カバーのレコーディングしてみて、意外とやっかいな問題があるんだなっていうのがわかったんだよね。英語の曲をそのまま英語でやる分にはなんの問題もないんだけど、日本語をつけたりすると許可をとんなきゃなんないから。
柴山:でも大体オッケー出されるけどね。
茂:それがピストルズがね……。今、現段階でピストルズの著作権に触れる人がいないらしいんですよ。でも「ロックンロール・スインドル」っていう曲に俺はすごい思い入れがあったし、今回はやっぱりカバーだから、ちょっと日本語にこだわってたこともあって、しょうがないからバッキングも変えて、新しいサビもつけてオリジナルっていう形にしたんだけどね。
──それじゃ、これからのカバーの活動ですけど。とりあえずは東名阪のツアーですか。
茂:今回カバーでツアー回るのも、CD作るのも初めてなんで楽しみですね。今まで東京でしかカバーをやってないから、地方での感触がよければ今後も行けるような形にもなると思うし。
──アルバム発売して一区切りじゃないですけど、これからまたどんどん展開していくっていう感じですかね。
PANTA:最後にはフジロックみたいにする?(笑)
茂:まあそういうのはイレギュラーであればいいんじゃないですかね。やっぱり基本は自分の手の内にあるっていうのが大事なところかな。でかくすりゃいいってもんでもないからね。
PANTA:それは大事だよね。
茂:野音とかになっちゃうと、イベンター入れたりとか俺の手からかなり離れちゃうからね。そういう途中の物があんまりない方がいいかなって思うし。基本的にはミュージシャンが遊べる場であり続けたいからね。PANTAさんの言うように、遊びだけは真剣にやるっていう思いで参加してくれたらいいなって思うね。まあ、一度は今まで参加してくれた奴が一同に介してっていうスペシャル版みたいなのもやりたいと思ってるけど。