●M-2 GIRL WITH WONDERS
ROCKET AKA:これもまたGIRLの曲だぜ。BABY!!
ROCKET K.O.G.A:だって女の子は判らないんだもん。
ROCKET AKA:これは酔った時の古閑さんの言い訳SONGだぜ。
ROCKET K.O.G.A:女の子が何故か僕を好きになってくれたりすることもあるでしょ。でもなんか忙しかったりなんかして、その娘の事を構ってあげてないと、どっか行っちゃうんだよ。でもその時僕は気が付くのよ、その娘の事を好きになっちゃっている自分をさぁ。えぇえっっっっ?! っていう感じでしょ(笑)。大変なんだよ。
ROCKET KAJIWARA:それって、全然ALWAYS HEREじゃないじゃん(笑)。
ROCKET K.O.G.A:そうなんだけど、違う意味もあるのよ。女の子って最初は外見で判断されちゃう部分もあるじゃん、だけど違うんだ。結局は中身がとっても大事なんだっていうことよ。そういう娘とALWAYS HEREしたいじゃない。
ROCKET HOLLIE:全てのBITCHに捧げた1曲だと!
ROCKET AKA:そうよ。HEY,BITCH GIRL! 中身も磨いておけよ~!!
●M-3 SURRENDER
ROCKET HOLLIE:Cheap Trickのカヴァーですね。
ROCKET KAJIWARA:カヴァーはセンスが問われますよね。
ROCKET K.O.G.A:これはやっぱりSHELTERですよ。いつもかけてくれてさ。
ROCKET HOLLIE:これはもう、古閑さんが一番最初に何のレコードを買ったか?! っていうことに尽きますよ。
ROCKET K.O.G.A:Cheap TrickのSURRENDERが入っているアルバム、HEAVEN TONIGHTというアルバムですよ。僕にとってはROCK'N'ROLL ANTHEMな曲ですよ。
ROCKET HOLLIE:そんな1曲を1st.に入れてしまうとは、計りかねない気合の入れっぷりですね。
ROCKET K.O.G.A:みんなベタだっていうけどね、ベタなくらいな方がいいんだよ。気合の入れ具合も違うんだよ。僕も同じように、ピストルズの前には70年代ポップスがあるんだっていうことも言いたかったんだよね。
●M-4 36 YEARS OLD
ROCKET K.O.G.A:これも俺!
ROCKET HOLLIE:個人プレー満載だ~!!(笑)
ROCKET KAJIWARA:俺はこの曲に共感しますねぇ。
ROCKET K.O.G.A:イントロはセックスピストルズだよね~!!
ROCKET AKA:OK~!! 俺の中では完全にスティーブ・ジョーンズだぜ。
ROCKET HOLLIE:♪TEENAGE PASHONATE TIME~♪
ROCKET K.O.G.A:そうよ。僕らが10代の頃は、いい音楽っていうのはエアー・チェックだったんだよ。ラジオって言うことだけど。36歳になってしまって、いろいろ仕事も忙しいんだけど、やっぱりいい音楽に出会いたいし、自分たちもいい音楽やりたいんだよね。
●M-5 SOUTH COUNTRY
ROCKET HOLLIE:はい、これまた完全に個人プレーですね(笑)。
ROCKET K.O.G.A:でもまぁ、梶原君も九州出身だからさ。
ROCKET AKA:いっとくが、俺はCITY BOYだぜ、BABY!!
ROCKET K.O.G.A:俺らはさ、どうやって東京の生活になじんでいったらいいんだろう。何をしに東京に来たんだ?! っていう曲ですよ。
ROCKET KAJIWARA:そうでよね…バンドをやりに東京に来たんですよね。そこは忘れちゃいけないんですよね。自分が何をしたいのかとかですよ。
●M-6 EVERYBODY IS PUNK ROCK STAR
ROCKET K.O.G.A:PUNK ROCK STARっていったらさ、僕の中ではジョン・ライドンくらいなんだ。だけど、今のシーンには沢山いるなぁ、っていうことなの。みんながPUNK! PUNK! PUNK!!! って。
ROCKET HOLLIE:というと否定的な観点からなんですね。
ROCKET AKA:そんな感じだろうね
ROCKET KAJIWARA:僕はタイトル素直に受け止めてしまったよ。みんなが、頑張ればPUNK ROCK STARになれるんだよって。すごくポジティブな感じ。
ROCKET K.O.G.A:そういう時代なんだっていう。ただ、音楽は与えられるものじゃなく、自ら探すものだってことも言いたかったんだよ。
ROCKET AKA:この曲はメロディーがどこかもの悲しいのよ。その中で "EVERYBODY, EVERYBODY, EVERBODY IS PUNK ROCK STAR!!" って歌が乗っかってくる。ノスタルジックでサイコーだぜ。
ROCKET K.O.G.A:イントロは完全にラモーンズです。
ROCKET HOLLIE:あの、ホントすいません再度PISS!!
ROCKET KAJIWARA:でも本当に世の中ROCK=PUNKですね。PUNKが目新しいものじゃなくなってますね
ROCKET MOJA:私は、「パンクロックスター気取りが、世の中五万といるけど、ホントにそうなの?! いやいや、ホントのスターはROCKET K 俺たちだけだぜぇ! 覚えておけ!!」だと解釈してましたが(笑)。
ROCKET AKA:OH~!! その解釈サイコーにゴキゲンだね。これからはそれでいっとこうか。
ROCKET K.O.G.A:そこまで深読みして歌ってないんだけど(笑)。心の底にはそういう気持ちがないとダメだね。
ROCKET HOLLIE:(戻ってきて、すっきり)自称パンクロックが蔓延しているっていうことで。
ROCKET K.O.G.A:今、インディーのCDって何処でも手に入れられる状況にあるでしょ。でもインディーって自主制作っていう意味でしょ。時代を否定したくないけど、いっぱいありすぎですよね。重複するけど、音楽は自分から手に入れるものなんですよ。垂れ流しされて押しつけられるものじゃないんだよ。
●M-7 DREAMING
ROCKET HOLLIE:出ました。Blondieのカヴァー。BACK TO THE 80's!!
ROCKET K.O.G.A:僕、Blondieの中では一番好きな曲だし、ある意味僕らにとってはセックス・シンボル的な存在だったんです。お任せした3人のアレンジがものすごく光っているんですよ。僕の中ではとにかく歌をきちんと歌いたかったんです。それだけ。
ROCKET KAJIWARA:やりたいようにやらせてもらって、結果良かったと思いますよ。(しみじみ呑む)