20年以上前からやってる人たちが、いまだに活躍してるってのはやっぱりすごい
──えっと、昔のことばかりでもなんなんで、新しいロフトについても聞きたいんですが。こっちの店にはもう慣れましたか。
KEITH:まあ場所が変わっても雰囲気だけは残ってるからね。ステージもあのままだし。結局場所が何処になっても、人が重要なんだよ。
小林:もちろんスタッフはどんどん入れ替わってるんだけど、店員もPAも照明も一つのライブを一緒に作ってる、自分も参加しているっていう意識は今現在スタッフとして働いてくれてる人たちの中にもスタイルは違えどちゃんとあると思うからね。それこそ会場だけ貸して、システムも使い勝手も良いっていう方が経営的にはいいのかもしれないけど、それだけじゃ物足りないじゃない。
KEITH:そういう所はいくらでもあるから、それはそういう所にまかせて、ロフトはもっと違うものを目指して欲しいよね。
──最後に2月6日のライブに関して一言ありましたらお願いします。
KEITH:まあ、あの頃ロフトに集まってた連中が勢揃いするんだから俺も楽しみだよね。20年以上前からやってる人たちが、いまだに皆ちゃんと活躍してるってのはやっぱりすごいし。場所は違えど、ロフトって所にこうしてまた集まれるっていうのは幸せだね。でも昔は50才になってもロフトに出れるとは思わなかったよ。体壊してぶっ倒れてると思ってたもん。30過ぎてもまだ生きてるなんて思いもしなかった。
小林:いやいや、60、70になってもまたやってもらわないと。
KEITH:まあ、ただ懐かしい仲間達が集まってライブをやるってわけじゃなく、今の若い人たちにこそ観に来てもらいたいよね。
小林:何かプレゼントに欲しい物ないんですか、用意しときますよ。
KEITH:焼酎があればいいよ(笑)。