ストレスのない人生をどう送るかは、非常に簡単なことで、相手が「他人」ならばどんな人とでも仲良く話せたり、他人に嫌われない、だから他人に好かれないように生きればいい。誰しも人に嫌われないように生きるのは当然で、余計なところで敵を作ったり、面倒を起こされることが一番のストレスになる、だから当たり障りなく生きればいい。問題は「好かれないように生きる」こと。人は誰かに好かれると「もっと好かれよう」「好かれるように生きよう」として己が見えなくなり、他人に振り回されることがストレスになる。好かれようとしなくていいことを早く知ったほうがストレスはなくなるもの。
一番いいのは「どうでもいい人」になること。一歩外に出ればほとんどの人は知らない人で、「どうでもいい人」に近づかなければ遠目で見ているだけなら、好き嫌いもなく、ストレスも感じない、ならば同じように自分も「どうでもいい人」になればいい。好かれない、嫌われない、常に間にいることを続けること、自分も他人に関心を持たないこと、他人が何をしようが何を言おうが「どうでもいい」。この「どうでもいい」精神で生きることが簡単にストレスをなくしてくれる。
ただ、他人に対して「どうでもいい」と思って生きてもいいが、他人への感謝を忘れてはいけない。関わらない、深入りはしないけれど、感謝の気持ちと恩返しの心だけは忘れないように生きることが大事。ここが欠けてしまうと、今度は不安と心配事が出てきて、それもまたストレスになる。
常に平常心を心掛けて、好き嫌いで判断しない、好き嫌いに振り回されないように生きること。評論も評価もしない、すべてを気にしないで気楽に生きることが最もストレスを感じなく生きられる。ただ、人は程よいストレスがあったほうがいい刺激になったり、成長や向上心に繋がる場合もあるので、何もストレスを感じないのも問題だったりする。程よいストレスとストレス発散をマメにするほうが人生は楽しくなるもの。